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「2冊目の本」が読書習慣に 子供に贈呈「ブックセカンド」全国に広がる [❹教  育]

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「2冊目の本」が読書習慣に 子供に贈呈「ブックセカンド」全国に広がる

ブックセカンド事業として明石市が選んだ本からお気に入りの一冊を選ぶ親子=兵庫県明石市

 

 主に3歳以上の子供に絵本を贈る「ブックセカンド」などと呼ばれる事業が自治体に広がっている。定期健診を受けた0歳児に絵本を贈る「ブックスタート」はすでに全国千以上の自治体で実施されているが、このうち約100の自治体では子供の成長に合わせて2冊目、3冊目の絵本を贈っているのだ。専門家も「幼少時から本に親しむことが生涯を通じた読書習慣につながる」と評価している。(坂田弘幸)

楽しむ時間増

 「また図書館に本を読みに来てね」。5月上旬、兵庫県明石市のJR明石駅前のビル。3歳6カ月児健診の会場を出た親子約60組が、同じビル内にある「あかし市民図書館」で司書らが選んだ5冊の本の中から1冊を受け取った。

 明石市は5月から3歳児を対象にブックセカンドを始めたばかり。

 長男の虎晴(こはる)君(3)らと訪れた田中まやさん(33)は「自分たちの視点とは違う本を読んであげられる」と満足そうに話した。

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津本さんが72歳のときに刊行した自伝のタイトルは、『人生に定年なし』である。

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【産経抄】5月30日

 昨日訃報が届いた作家の津本陽さんには、13年間のサラリーマン経験がある。戦後まもなくの食料増産が急務の時代とあって、勤めていた肥料メーカーの業績はよかった。給料日本一とも報じられた。

 ▼仕事もできた津本さんだが、上司や部下との人間関係に疲れ、むなしさばかりが募るようになった。34歳で退職して、故郷の和歌山市で不動産業を始めた。学生時代から文学書を乱読してきたとはいえ、同人誌に参加して小説修業を始めたのは、それからである。

 ▼戦争中、作業していた工場が空襲を受け、おびただしい死体を目の当たりにした。戦後は江戸時代から続く旧家の当主として、没落を見届けなければならなかった。心の中からあふれ出る悲しみを、原稿用紙にぶつける日々が続いた。昭和53年に49歳で直木賞を受賞した『深重(じんじゅう)の海』は、紀州・太地(たいじ)の海を舞台に勇猛な捕鯨漁民を描いた作品である。津本さんにとって、私小説ではない、初めてのフィクションの長編でもあった。

 ▼以来、織田信長を主人公としてミリオンセラーとなった歴史小説『下天(げてん)は夢か』をはじめ、伝記や社会派小説まで、幅広いジャンルの作品を量産してきた。剣豪小説ブームを巻き起こした功績もある。剣道三段、抜刀術五段の腕前で、迫力のある殺陣の描写はお手の物だった。テレビや雑誌のグラビア取材では、巻藁(まきわら)や豚の胴体を真剣で一刀両断する技を披露したものだ。

 ▼最近書店の棚には、定年後の生き方のコツを説いた本が目立つ。もっとも、津本さんが72歳のときに刊行した自伝のタイトルは、『人生に定年なし』である。

 ▼看板に偽りはなかった。4月初旬に体調を崩して入院するまで、89歳の津本さんの執筆意欲は、まったく衰えていなかった


タグ:産経抄
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【就活リサーチ】面接で心がけたいこと [1)経営・ビジネス]

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【就活リサーチ】面接で心がけたいこと

 来春卒業予定の大学生に対する面接などの選考活動が6月1日に解禁されます。しかし実際はすでに多くの企業が選考を始めており、内定(内々定)を出しています。当社が2月に実施した調査でも、8割以上の企業が解禁までに面接を始めると回答しています。5月1日段階の内定率は42・2%と昨年よりも4・7ポイント高くなっており、昨年以上に選考の早期化が進んでいます。

 もはや採用日程ルールは形骸化しているといえますが、それでも「6月」は重要な意味を持っています。多くの学生が憧れる、狭き門である大手有名企業の選考が6月に控えているからです。内定率は4割超ですが、内定をもらって就活を終えたのはそのうち29・5%、就活生全体で見ると12・4%にすぎません。

 6月からの面接に臨む学生は、「インターンシップの選考でダメ出しされた企業が第1志望。本番でリベンジしたい!」と意気込む学生がいる一方、「面接になると焦って、言いたいことが言えずに終わってしまう」など、うまく自分を表現できない人もいます。

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