優雅な音と舞で魅了 熱田神宮が奈良で神話イベント [1)神道]
優雅な音と舞で魅了 熱田神宮が奈良で神話イベント
三種の神器の一つ「草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)」をご神体とする熱田神宮(名古屋市熱田区)は、朗読や舞楽など通じて神話に親しんでもらうイベント「ヤマトタケルノミコトと熱田神宮~神話の魅力と日本人のこころ~」を奈良市の奈良県文化会館で開いた。
熱田神宮は日本神話の英雄、ヤマトタケルノミコトの妃、ミヤスヒメノミコトが草薙神剣を奉斎したことを創祀(そうし)とする。
この日は、新朗読家の杉山直(ちょく)さんがヤマトタケルノミコトの生涯をたどる神話を臨場感たっぷりに朗読。また同神宮の奉仕団体「桐竹会」が雅楽の代表的な曲の一つ「越殿楽(えてんらく)」、神楽「みつるぎ」、舞楽「納曽利(なそり)」を披露し、優美な音と舞で観客を魅了した。
同神宮の多賀顕権宮司は「さまざまな困難に勇敢に立ち向かわれたヤマトタケルノミコトの姿を通して、神話に描かれた日本人の心を再認識していただけたら」と話していた。
同神宮は日本神話の魅力を知ってもらおうと、定期的に全国巡回のイベントを開催している。
天皇陛下の勅使迎え、お供物を奉納 勅祭・石清水祭 [1)神道]
天皇陛下の勅使迎え、お供物を奉納 勅祭・石清水祭
石清水八幡宮(京都府八幡市)で15日、天皇陛下の勅使を迎える勅祭(ちょくさい)・石清水祭が営まれ、参列者約60人が皇室の安泰と国の平和を祈念した。
式は本殿で執り行われ、陛下からのお供物「御幣物(ごへいもつ)」が勅使一行から田中恆清宮司に手渡され、神前に奉納された。その後、陛下からの御祭文が勅使によって読み上げられた。
【御朱印巡り】蒼柴神社(新潟県長岡市) 「るろうに剣心」ゆかりの神社 [1)神道]
【御朱印巡り】蒼柴神社(新潟県長岡市) 「るろうに剣心」ゆかりの神社
新潟県長岡市の蒼柴(あおし)神社は、人気漫画「るろうに剣心」のファンが御朱印目当てに参拝に訪れることで知られる。
作者の和月(わつき)伸宏さんは同市で育ち、長岡高校在学中に新人作家の登竜門、手塚賞で佳作を受賞し漫画家の道に進んだ。この作品には美男子キャラクターの四乃森蒼紫(しのもりあおし)が登場し、名前はこの神社を含む周辺が「蒼柴の森」と呼ばれていることに由来する。
神社名は「蒼柴」、キャラクター名は「蒼紫」と微妙に違っている。その理由について、五十君(いぎみ)崇権禰宜(ごんねぎ)は「和月さんが当社を訪れた際、長岡高校の応援歌の歌詞には『蒼紫の森』と表記されていたので四乃森蒼紫とした、とおっしゃっていました」と説明する。