(勢古 浩爾:評論家、エッセイスト)
ここ2か月間、日本のテレビマスコミは大谷翔平のニュースで持ち切りだった。
ドジャースに決まるまでは、移籍先のチームをめぐって、この4チームが有力だ、いやあのチームが逆転するかもと大騒ぎをし、ドジャースに決まってからは、今度は巨額の契約額をめぐってまたひと騒ぎである。
ロサンゼルス・ドジャースとの契約額は10年総額で7億ドル(約1015億円)だという。この額は世界のスポーツ史上、最高額であるらしい。
(勢古 浩爾:評論家、エッセイスト)
ここ2か月間、日本のテレビマスコミは大谷翔平のニュースで持ち切りだった。
ドジャースに決まるまでは、移籍先のチームをめぐって、この4チームが有力だ、いやあのチームが逆転するかもと大騒ぎをし、ドジャースに決まってからは、今度は巨額の契約額をめぐってまたひと騒ぎである。
ロサンゼルス・ドジャースとの契約額は10年総額で7億ドル(約1015億円)だという。この額は世界のスポーツ史上、最高額であるらしい。
(勢古 浩爾:評論家、エッセイスト)
11月8日、特殊詐欺容疑でカンボジアで逮捕された「かけ子」25人が、羽田空港に到着した。被害総額2億4000万円以上。
逮捕された男たちは、40代もいたがほとんどが20代だという。
かれらはわけもわからずカンボジアまで送り込まれ、不自由な生活を強いられ、いいように使い捨てられ、あげくの果てにとっ捕まって、いったいなにやってるんだと思う。かれらも数年前には、まさかそんなところで捕まるようになろうとは、夢にも思わなかったことだろう。
歴史に名を刻んだ偉人たちも、輝しい時期は人生のごく一部である。病気やけがに苦しんだり、お金がなくなってしまったりと、自分の人生の「おしまい」を感じながらも、最期まで自分らしく生きようと奮闘していた。著述家・真山知幸氏の新著『おしまい図鑑 すごい人は最期にどう生きたか?』(笠間書院)のなかから一部抜粋・再構成し、ナイチンゲール、津田梅子、ディズニーの意外すぎる晩年を紹介する。(JBpress編集部)
1853年から56年にかけて、ロシアと、トルコ・イギリス・フランス・サルデーニャの連合軍との間で、クリミア半島を舞台に戦争が起きた。このクリミア戦争での負傷兵に対する献身的な看護によって、フローレンス・ナイチンゲールの名は世界中で知られることになる。
アルツハイマー病の症状の進行を遅らせる新薬「レカネマブ」が厚生労働省によって承認された。その効果や課題をめぐる新聞・テレビ報道を見ていると、やや過剰な期待感を抱かせる内容が垣間見られる。一紙だけの記事で判断を下すのではなく、さまざまな情報に目を通し、冷静に判断したい。
厚労省の専門家部会が8月21日、日本の製薬大手「エーザイ」と米国の製薬企業「バイオジェン」が開発した「レカネマブ」(商品名レケンビ)の製造販売を承認してから、この新薬をめぐる新聞やテレビ報道が増えた。翌日の新聞は一斉に「認知症新薬 承認へ 年内にも実用化」といった見出しで報じた。
水道水から目標値を超える有機フッ素化合物(PFAS=ピーファス)検出――。今年に入り、こんな報道を目にする機会が増えた。
8月中旬にも、岐阜県各務原市で水道水の水源から暫定目標値を超えるPFASが検出されたとして、市長が会見する様子がニュースで報道されていた。こうしたニュースに触れると、自分の居住地でなくても、水道水の安全性に疑問を抱く人もいるのではないだろうか。
水道水については、かつて「薬くさくて飲めない」など品質が問題になった時代もあった。今は高度浄水処理の導入によって、おいしさという点でも高い評価を得るようになっているが、安全面はやはり気になる。改めて水道水の安全、そして品質について考えてみたい。
<本日の患者>
S.B.さん、63歳、男性、青果店主。
「先生、おはようございます。あれっ、なんか浮かない顔してますね。先生も悩み事があるんですか」
「あ、Cさん。おはよう。そりゃ僕だって悩み事はありますよ(笑)。でも今日は個人的なことじゃなくて、患者さんのケアのこと。どの運動が血圧を一番下げるかについての新しい臨床研究が発表されたんで、そのことを今週予約しているS.B.さんにどう説明しようか、あれこれ考えてたんだよ」
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[>]マスコミが報道しない医療
?医療統計学の権威か?明かす?健康診断の不都合な真実
https://www.youtube.com/watch?v=GgIdO4vUSPk
?健康診断という罠→9割が数値異常で再検査→
https://www.youtube.com/watch?v=2g2TfIYfyiA
?現役医師ですが、健康診断を受けても病気は見つかりません
https://www.youtube.com/watch?v=xeVXqJtAQG8
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?【血圧140以上の方必見】東大医学部も認めた、塩を舐めても血圧は上がらない!?【リアルマトリックス】山岡鉄秀×武田邦彦
https://www.youtube.com/watch?v=XX5fjGAsDBA
?医療デマが政策を左右する危険性~教えて!もりよ先生~【第29回】
厚生労働省の専門部会は21日、製薬大手エーザイと米バイオジェンが共同開発したアルツハイマー病治療薬「レカネマブ(商品名レケンビ)」の製造販売承認を了承した。厚労省は近く承認する見通し。年内にも保険適用される可能性があり、病気の原因物質を除去することで進行抑制を狙った初の認知症薬となる。
投与対象は、アミロイドベータが脳内に蓄積した軽度アルツハイマー病患者と、その前段階の軽度認知障害の人。国内に500万~600万人いるとみられ、エーザイによると、うち1%程度が対象となる見込み。2週間に1回、点滴で投与する。
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[>]ガン、コロナに続き外国人が手ぐすねか?
如何にも怪しい厚労省の動き
コロナ対応で全てネタバレか
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「私、回復不可能、意識不明の場合、苦痛除去以外の延命医療は辞退致します」―――。名刺の余白に手書きした。筆者は評論家でNPO法人「高齢社会をよくする女性の会」理事長の樋口恵子さんである。現在91歳。名刺には、2014年1月13日の記入日と樋口さんのサインが印と共に並ぶ。
樋口さんが延命医療の拒否を決意したのは、24年前にパートナーの終末期を見ていたからだ。言葉がなく、瞬きしかできない寝たきりの状態が3年間続いた。
「私自身がそのような状態になるのが嫌だった」。そこで「お任せデス(死)でなく、自分でデスを考えよう」として、名刺に記入した。いつでも携帯し、いざという時に医師に見せられる。
現代の若者はどんな恋愛模様を繰り広げているのだろうか。都内に住む若者たちの声から浮かび上がってくることとは?
いまや、日本人の2人に1人が罹るとされるがんが「国民病」と呼ばれ始めたのは、約40年前のこと。暮らしの変化や、医療の進化とともに、私たちとがんとの関係は絶えず変貌している。最新データが導き出した、「日本人とがん」の現在、未来とは──。
国立がん研究センターが今年3月、がんと診断された患者の「5年生存率」と「10年生存率」を公表した。全国のがん診療連携拠点病院などが参加する「院内がん登録」の大規模データを集計したもので、2010年にがんと診断された患者約34万人の10年生存率は、53.3%、2014〜2015年にがんと診断された患者約94万人の5年生存率は66.2%だった。がんになった人の半数以上が“がんを乗り越えた”もしくは“がんと共存”していることになる。
がん治療の保険適用が標準治療前提なのはなぜか?
早期発見早期治療のがん検診は人を幸せにする?~教えて!もりよ先生~
危ないがん検診【第368回】
衝撃の結果だ。東京都内で健康診断を受けた人の血液を調べたところ、98%がビタミンD不足だったことが分かったのだ。東京慈恵医大などのチームが5日、調査結果を発表した。
特にシイタケなどのキノコ類から取れる植物由来のビタミンDはほとんど検出されなかった。若い人ほど不足している傾向があり、食生活の変化が原因の可能性があるとみている。
調査は2019年4月~20年3月、東京都内で健康診断を受けた成人男女約5500人に実施。血中ビタミンD濃度を算出した結果、全体の98%が必要とされる値を下回った。検出されたビタミンDの種類を調べると、ほとんどが動物由来か日光を浴びてつくられたものだったという。
昨年9月に厚生労働省が公表した「人口動態統計」によると、2021年に自宅で亡くなった人の割合は17.2%だったそうだ。新型コロナウイルス禍の影響と「最後は家で過ごしたい」という希望する人が増えたことで、近年在宅での死亡率は増加傾向にあるという。
筆者の父は2021年末に自宅にて亡くなったので、この17.2%の中に入っている。大動脈解離で緊急入院し、患部は回復したものの2カ月の入院でモノが食べられなくなった。そして退院から死亡日までの17日間、家族とともに最後の時を過ごした。
退院時には「家ならまた食べられるようになるかも!」と家族は体調回復を信じ、生きるための退院だと認識していたが、その後父の状態を見続けていくうちに「これは看取りなんだ」と気付く。あれから1年経ち、看取りの経験は父の最期のプレゼントだったと感じている。
和歌山県有田川町に、空いていた古民家を改装した1棟貸しの宿泊施設「もらいもん」がある。連泊しながら、近くの畑で温州ミカンや野菜の収穫を体験できる。オーナーの楠部睦美さん(35)は「自然に囲まれて生活する魅力を、知ってもらえる場にしたい」と意気込む。
有田川に沿って国道424号を南下すると、JR藤並駅から東に6キロ近くの場所で、ミカン畑に囲まれた木造平屋がある。宿泊施設の看板犬「きなこ」と一緒に、楠部さんが迎えてくれた。
(勢古 浩爾:評論家、エッセイスト)
※本稿は『ただ生きる』(勢古浩爾著、夕日書房)より一部抜粋し、大幅に加筆したものです。
いまどき、「男は」とか「女は」などといいだすと、なにかと問題の種になりかねない。「男性」「女性」といわなければならない。ましてや「男らしさ」だの「男の中の男」などといおうものなら、とても無傷ではすみそうにない。だれが決めたわけでもないのに、なんとなく禁句めいているのだ。いま「男」や「女」という言葉が使われるのは、犯罪者を呼ぶときぐらいだけである。
しかし口にしないだけで、男や女の意味がなくなったわけでは、もちろんない。現に男女は存在しているし、わたしは常々頻繁に、「ばかじゃないのか、この男は」とか「なんなんだ、この女は」などと、内心で毒づいている。
(山下 和之:住宅ジャーナリスト)
新型コロナウイルスの影響で在宅ワークが広まったこともあり、東京から地方に移住する人が増えている。
総務省統計局の「住民基本台帳人口移動報告」によると、首都圏への人口転入超過数は縮小傾向にある。2021年は9万1699人の転入超過だったが、これは2020年に比べて1万7544人の減少だった。なかでも東京都は2021年5月以降8カ月連続の転出超過で、東京都特別区に限ると、2014年以降では初めての転出超過となった。
熊本県北西部に位置する人口約6万4千人の玉名市。山・川・海があり自然豊かな地域ですが、市内には大学1校と特色のある高校5校があり教育環境も充実しています。新幹線の駅とJR在来線3駅も有し、都市部へのアクセスが便利な地域でもあります。
本市ではワーケーションをしていただきながら、地域課題解決や新たな魅力づくりにつながるジョブ(仕事)を作り出していただく「ジョブケーション(ジョブとワーケーションの造語)」に取り組む全国的な先進地です。特産物のブランディングや海外企業の実証実験誘致などのプロジェクトも生まれています。移住する前にまずは地域と関わってみたい方、地方でのワクワクする仕事づくりに興味がある方にもオススメの地域です。(玉名市地域おこし協力隊 上平健太)
◇
今年度もジョブケーション受け入れを行い、市内の事業者とマッチングを行います。問い合わせは玉名市地域振興課(chiiki-s@city.tamana.lg.jp)。
(山田 稔:ジャーナリスト)
少子化が進む日本だが、10代の若者の活躍が目立っている。将棋の藤井聡太五冠(7月19日に20歳)や東京五輪の金メダリスト西矢椛、15歳でベルリンフィルと共演したピアニストの奥井紫麻など、様々な分野で若い才能が開花している。そうしたなか、ひとりの“天才ドラマー”が注目を集めている。
YOYOKA(本名・相馬世世歌)。北海道石狩市在住の12歳の少女で、8歳の時にレッド・ツェッペリンの曲をカバー演奏した動画が、アメリカのNBC、ローリングストーン誌、イギリスBBCなどで取り上げられ、世界中で5000万回以上再生された。
阿南市は徳島県南部の中核を担う「自然と調和した産業都市」です。主な産業は製造業で、臨海部にLED、製紙、火力発電などの工場があり地域経済を支えています。付随する大小さまざまな会社があり、移住に欠かせない「仕事」の心配はなく、中心街にはお店や施設、病院が集まり、車があれば暮らしに不自由がないことも魅力です。
自然もたくさんあり、日々の暮らしの中で海、山、川の景色を感じることができます。アクティビティも盛んで、山ではトレッキング、海と川ではスタンドアップ・パドルボード(SUP)で水上散歩を楽しめます。私もUターンで阿南市に移住し、休日は阿南市の自然を満喫しています。(阿南市ふるさと未来課 移住促進コーディネーター 岩浅壮泰)
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阿南市でアクティビティを楽しみたい方は「グランフィットネス阿南観光協会」で検索。HP(https://granfitness.jp/)
岡山県のキャッチコピーとして「晴れの国」という言葉を聞いたことはありませんか? この言葉は、温暖で災害が少ないといった「晴れ」と、食や自然などに恵まれた非日常的な意味での「ハレ」とを合わせもった言葉です。
岡山県は、北は国立公園を有する中国山地が、南は瀬戸内海国立公園の海や島々が、南北には一級河川が3本あり、海、山、川それぞれの恩恵をいっぱい受けています。春は桜、夏は海、秋はトレッキング、冬は雪山といった四季を県内だけで楽しむことができ、ハレの日にふさわしい恵まれた自然やおいしいものが多いです
また、こうした自然や食以外にも、岡山県は穏やかな人が多いとのことです。観光でお越しいただいても感じることはできますが、観光地以外の地域の人とおしゃべりする機会を作ってみてください。きっと岡山県の良さがわかると思います。ワーケーションなどの機会でもいいので、1週間のお試し移住体験をしてみませんか。(岡山県中山間・地域振興課 山下春香)
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移住・交流に関する取り組みやイベント情報は岡山県移住ポータルサイト「おかやま晴れの国ぐらし」で発信中。問い合わせは岡山県中山間・地域振興課086・226・7862。
30代、高校1年の長女と中学2年の次女を持つシングルマザーです。次女は、もともと内気な性格なのが年々輪をかけていて、他人には自分から話しかけることができず、質問されても答えるまですごく時間がかかってしまったり、時には黙ったまま答えられなかったりします。
私や長女とは普通に話しているので、今まで病院を受診しませんでしたが、このままだと社会に出たときに支障が出るのではと心配しています。
来年は高校受験。全日制高校を受験できるのだろうか、この先お仕事ができるのだろうか、など先のことを考えて不安になってしまいます。
娘は病院を受診したほうがいいのでしょうか。その場合は何科がよいのか。娘に何をしてあげればよいか、アドバイスをお願いします。
(勢古 浩爾:評論家、エッセイスト)
今回の北京冬季オリンピックはそれほど楽しみにしていたわけではなかった。いうことがなにひとつ信用できない中国共産党主催ということもあるが、IOCの拝金主義とやり口の汚さがわかるにしたがって、昔みたいに無邪気に楽しめなくなったのである。
昨夏の東京オリンピックのときからそうだった。スポーツ業界のうさんくささや、マスコミに煽られた「金メダル」幻想に乗ってはしゃぐ一部の選手たちにも嫌気がさした。