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シュワちゃんとグレタさんとテスラの不思議な関係 [■論評紹介]

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 9月にニューヨークで行われた国連気候変動サミットで、怒りのスピーチを行って話題となったスウェーデンのグレタ・トゥーンベリさん。欧州から米国へ、そして国連スピーチの後は米国、カナダで中高生による気候変動への抗議行動をサポートしながら米国内を南下、12月に南米チリのサンティアゴで開催される国連の気候変動会議に参加するのが最終目的となる。

 グレタさんは化石燃料が地球温暖化効果ガスの原因である、という信念から、欧州から米国に移動する際も飛行機は使わず、セーリングボートを利用した。そこで気になるのがニューヨークから米国縦断、南米に至る旅。

 化石燃料に反対する立場から、普通なら列車が選ばれるだろう。しかし、米国には全土をつなぐような鉄道網は存在しない。東海岸ならいざ知らず、中西部を通り西海岸へ、しかも要請のある場所を通りながら、というとかなりの至難の業。

 

 

 

 


タグ:環境少女
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明治人が考えたロマンティシズムあふれた「東亜保全論」 [■論評紹介]

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 宮本武蔵の生まれ故郷は岡山県東北部に位置する英田郡讃甘村だそうだが、武蔵生誕の地の北隣に社を構える神官の家に生まれた白岩龍平(明治3=1870年~昭和17=1942年)は、後に西園寺公望、近衛文麿、牧野伸顕などの知遇を得て、日露戦争開戦前年の明治36年(1903)に湖南汽船会社を設立し湖南省で水上交通運送を始め、明治41(1908)年に大東汽船、湖南汽船など4社を日清汽船会社に統合・改組し専務取締役として経営に当たり、翌年には東亜興業の創業に参画し取締役に就任している。

(NicoElNino/gettyimages)

 その白岩の許に出入りしていた安井正太郎が湖南省を歩いたのは、どうやら湖南汽船会社設立を構想する白岩の命を受けてのことらしい。

 安井によれば、湖南人は「土風古にして世利に淡く、慷慨節を尚ひ不義を為すを耻づ、学者は礼を勤め耕者は力に勤むといへる」らしい。財物に恬淡とし、礼を尊び、情に厚く、質実剛健であり、貧富に大きな差がなく、たまには乞食を見かけもするが、街並みは整然として清潔だ。「之を清国中何れの地方に求むるも見るを得ばからず」。

 つまり清国のどこを探しても、湖南人ほど頼もしく、湖南省ほど素晴らしい地域は見当たらない。一種の桃源郷といったところか。ベタ褒めである。

 

 

 

 


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宝石店の入口に高額商品が飾ってある理由とは [■論評紹介]

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 人間は最初に見た数字に影響される傾向があるから、錯覚に基づく誤った決定をしないように注意が必要だ、と久留米大学商学部の塚崎公義教授は説きます。

(Kwangmoozaa/gettyimages)

人間は、最初に見た数字に影響される

 学生を集めた実験をします。第一グループに「質問です。利根川は100キロより長いですか? イェスかノーか、書いて下さい。では、利根川は何キロですか? 思った数字を書いて下さい」と出題し、第二グループに同様に「利根川は500キロより長いですか? では、利根川は何キロですか?」と出題し、書かれた答えを比べると、第二グループの方が長いのだそうです。

 「100キロよりは長いだろうから、200キロかな」「500キロよりは短いだろうから、300キロかな」といった具合に答えを書く人が多いのでしょうね。

 「人間は最初に見た数字が頭にインプットされて、それに影響される」ということのようです。人類の進化の過程で、「次に遭遇する猛獣の大きさは全くわからない」と考えるよりは「前回の猛獣と同じだと仮定して用意をしよう」と考える方が生き延びる確率が高かった、といった事なのかもしれません。

 

 

 

 


タグ:宝石店
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「奇跡」ではなく「必然」、日本がアイルランドに勝った本当の理由 [■論評紹介]

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世界のラグビーファンを今年も驚かせた「BRAVE BLOSSOMS」(写真・松本かおり)

 

 W杯優勝候補の強豪アイルランドに見事初勝利したラグビー日本代表。「奇跡」ではなく「必然」の結果だと口を揃える選手たちが歴史的な一戦を振り返る。

地鳴りのような歓喜

 エコパスタジアム(静岡県)は歴史的勝利の瞬間、地鳴りのような歓喜に震えた。

 ワールドカップ日本代表の第2戦は世界ランク2位のアイルランド。日本は過去9回対戦して全敗。ラグビーの伝統国であり優勝候補の一角を占めるヨーロッパの強豪である。

 日本は序盤こそアイルランドの巧緻さに後手を踏んだが、時間の経過とともに落ち着きを取り戻し、しぶとくアイルランドの攻撃の芽を摘み取って「19-12」で勝利を収めた。

 試合は前半から動いた。開始から4分、日本がペナルティゴール(PG)を狙うも得点はならず、8分にはアイルランドが日本陣内で得たペナルティから逆サイドにキックパスでトライをねらうというオプションを使った。

 

 

 

 


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秋の夜長の「人生トイレ」、脱糞処理の歴史と民族性に思いをはせる [■論評紹介]

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 秋風が吹き、肌寒い日が増えた。このところ、トイレに座り込んで、「ああ、温水洗浄便座があってよかった」と思う日が多い。

 どんなに腹の調子が悪くても、壁リモコンの「おしり」ボタンを押せば、ノズルの温水がピュッと出て、肛門はすこぶる快適。

(pedphoto36pm/gettyimages)

怖かったポットン便所

 ポットン便所の昔ならこうはいかない。

 臭い個室で尻を突き出したとたん、寒い風が下から吹き上げてくる。我が家では落とし紙以前に切った新聞紙を使っていた。子どもの手で揉んでもなかなか柔らかくならない。

 冷えた風にゴワゴワの紙が痛かった。寒い季節には用を足すこと自体が苦痛だった。

 現在、日本全土の家庭、オフィス、商業・公共施設にほぼ行き渡っている温水洗浄便座だが、ノズル使用の電気制御式便器は、最初アメリカで医療用に開発されたのだ。

 それが1960年代後半に、日本の衛生陶器メーカーによって導入、製造販売された。

 製品の性能や価格に紆余曲折があった時期を経て、品質が安定したのは1980年代。一般家庭に広く普及したのは次の90年代だった。我が家もその時代に購入した。

 それから20数年、今では清潔志向が強い(強すぎる?)この社会に倣(なら)い、ウチでも「温水洗浄便座なしの生活は考えられない」。

 考えてみれば戦後しばらくまで、家庭の便所は江戸時代のものと大差なかった。

 

 

 

 


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ルポ、釜石にラグビーW杯がやってきた日 [■論評紹介]

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釜石鵜住居復興スタジアムで声援を送る地元の小中学生(写真・志賀由佳)

 

 駅の改札を出ると、日本製鉄釜石製鉄所に掲げられた「ようこそ 鉄と魚とラグビーの街 釜石へ」という大きな文字が飛び込んできた。この街は2011年3月11日に9メートルを超える津波に襲われ、未曽有の大災害に見舞われた。それから8年半の月日が経ち、被災者や復興に携わる関係者、全国のラグビーファンなど様々な人たちの夢や希望が形となってラグビーワールドカップ(W杯)の開催を迎えた。取材班は街の熱気を感じようと試合前日から釜石に入った。

 駅から10分ほどの距離にあるファンゾーンに向かった。街角には大会ボランティアや高校生ボランティアが立ち、みんな笑顔で出迎えてくれる。道すがら、今年3月に全線復旧した三陸鉄道の列車が走り抜けていった。新しく再生された街並みのあちこちに、津波到達地点の目印が赤く記されている。

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「対立」を「融和」に導いた李登輝とマンデラの共通点 [■論評紹介]

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南アフリカのネルソン・マンデラ元大統領と、台湾の李登輝元総統。国内の深刻な対立を融和へと導き、民主化を果たした二人の指導者の共通点とは――? 李登輝さんの日本人秘書である早川友久さんが解き明かします。

1993年7月、当時南アフリカ最大の野党だったアフリカ民族会議の主席として台湾を訪問したマンデラをもてなす李登輝【写真提供:財団法人李登輝基金会】 写真を拡大

 

 4年に一度のラグビーワールドカップ開幕が目前に迫った。日本で、そしてアジアでも初めての開催である。そんな矢先、日本ではほとんど報じられなかったがある人物の訃報が報じられた。1995年、第3回ワールドカップで南アフリカ代表として出場したチェスター・ウィリアムズ氏が49歳で急逝した、というものだった。

 彼の名を特に記憶していたのには理由がある。95年当時、高校生だった私もまた楕円球を追いかける毎日を送っていた。テレビ中継とはいえ、世界最高レベルの試合を目にできる機会はまたとない。そのため、時差の関係でほぼ全ての試合が真夜中の放送であっても、文字通りかじりつくかのごとく、全中継をこの目で見ていたのだ。

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台風被災の千葉・南房総エリアで今起こっていること [■論評紹介]

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 9月8日夜~9日未明に襲来した台風15号は、房総半島を直撃した。二拠点生活をしている筆者の、南房総の自宅もまさにそのエリア内。ということで10日、11日と現地に足を運んだ。自宅の復旧もあるが、広範囲での被災に加え、電気なし、電波なし、水も切ない状態で暮らす知人を訪ねたり、独居の高齢者に食料を渡したり、南房総市役所や館山市役所に足を運んだり、今できることをしている。

台風によりほとんど全戸の屋根瓦が崩れている(筆者撮影)

 

 また、11日に急遽、運営するNPO法人南房総リパブリックでサポートセンター(https://mb-republic.com/rescue_minamiboso/)を立ち上げた。

 今、房総半島、特に南房総エリアで起こっていること、欲していることを、思いつくまま読者の方々と共有したい。

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タグ:台風被災
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球団創設70周年で盛り上がる「カープ博物館」待望論 [■論評紹介]

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筆者撮影、以下同

 

 カープも自前の博物館を新設するべきではないか。ファンが気軽に足を運べて、2世代、3世代で楽しめるようなミュージアムを」

 最近、広島カープのファン、後援者、地元マスコミの関係者から、そういう声を聞く。1950年に結成されたカープは来年、球団創立70周年の節目を迎える。そこで、2016年から3連覇し、絶大な支持と人気を得ているいまこそ、「ファンがそこへ行けばカープの歴史を振り返り、往年のレジェンド(伝説的選手)と触れ合える施設を球団がつくってはどうか」というのだ。

 そうした声があがったきっかけの一つが、カープが25年ぶりに優勝した16年、広島市の商工センターにある泉美術館で始まった「見る・知る・楽しむ カープ物語」という展示会である。この年の第1回は50年の球団創立から75年の初優勝まで。17年の第2回は79、80、84年の日本一を頂点とする黄金期。18年の第3回は25年間の低迷期を経て16年にふたたび優勝するまで。そして今年、現在開催中(7月11日~9月29日)の第4回は16、17、18年の3連覇の足跡と、これまでの歴史を区切り、テーマを絞って、選手や試合の写真を展示している。

 

 

 

 


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パワハラ指導を防ぐ文句も言い合える関係とは? [■論評紹介]

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 日本に帰ってきて数ヶ月が経った。この間担当させてもらっているチームを指導してきたのだが、スペインにいた時とは指導の仕方は当然変わっている。具体的には選手との接し方や声かけの方法を意識的に変えている。なぜなら日本の選手たちはスペインの選手たちとは違うからだ。

 今のところの感覚だが、日本の選手たちは“自分を表現する”ことが苦手。もっと言えば、自分の意見や考え、感じていることを主張してくる姿勢が弱い。そしてそのような姿勢は自分の持っている能力をチームのために最大限まで表現しなければならないサッカーにおいては、決して望ましいこととは言えない。

スペインでは、互いの立場等関係なく、自分の主張をぶつけあう(筆者撮影)

 

 J1湘南ベルマーレの曺貴裁(チョウ・キジェ)監督による選手とスタッフへのパワハラ疑惑の報道が出た。真偽のほどや詳細は現在のところわからないし、この件についての是非をここで論じるつもりはない。

 私がこの件から考えているのは、言われた側と言った側の関係性はどのようなものだったのだろうか?ということだ。

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