まだ余韻が冷めない。「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)2023」の決勝戦が3月21日(日本時間3月22日)に米フロリダ州マイアミのローンデポ・パークで行われ、野球日本代表・侍ジャパンは米国代表を3―2で下し、3大会ぶりの優勝に輝いた。

大谷翔平選手のWBCでの活躍は、また新たなる高みを見せるものだった(USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

 僅か1点リードの9回からクローザーとしてマウンドに上がった大谷翔平投手(ロサンゼルス・エンゼルス)が絵に描いたような劇的なラストを締めた。先頭打者を四球で歩かせるもギアを引き上げ、続く1番のムーキー・ベッツ外野手(ロサンゼルス・ドジャース)をセカンド併殺打に仕留めて二死無走者。ここで対峙したのは所属するエンゼルスでチームメートの盟友マイク・トラウト外野手だった。

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