関東大震災(海溝型地震、震源・相模トラフ)から100年が過ぎた。2023年は改めて地震を意識させられる年だった。
11年に発生した東日本大震災を受け、政府が14年に発表した地震に関する被害想定、なかでも関東に関する首都直下地震では、「今後30年以内に70%」の確率で起きるとされた。あと20年程度で実際に起きるのか。政府は24年度に被害想定を新たに見直すことを決めている。
関東大震災(海溝型地震、震源・相模トラフ)から100年が過ぎた。2023年は改めて地震を意識させられる年だった。
11年に発生した東日本大震災を受け、政府が14年に発表した地震に関する被害想定、なかでも関東に関する首都直下地震では、「今後30年以内に70%」の確率で起きるとされた。あと20年程度で実際に起きるのか。政府は24年度に被害想定を新たに見直すことを決めている。
JBpressで掲載した人気記事から、もう一度読みたい記事を選びました。(初出:2023年1月25日)※内容は掲載当時のものです。
(廣末登・ノンフィクション作家)
関東で強盗事件が続発している。東京・狛江市では、90歳の女性が殺害された。単なる強盗ではなく、凶悪な強盗殺人事件が白昼に行われたことは、巷間を不安に陥れた。
被害者の高齢女性は、結束バンドで縛られた上に殴打を加えられ、多発性外傷により亡くなっている。一連の事件は、既に逮捕された容疑者から、「闇バイト」で招集された半グレの仕業であるとの見方が強い。
その見方はおそらく正しい。
(小林 啓倫:経営コンサルタント)
これから起きる未来を予測したい――。多くの人々がそんな夢を抱き、さまざまな手段を用いて実現しようとしてきた。かつては水晶玉のように怪しげな技が使われていたが、現代では科学や技術の力がそれに取って代わり、天気予報のように一定の成功を収めている分野もあることはご存知の通りだ。
NHKスペシャル「メジャーリーガー大谷翔平~2023年の伝説と代償 そして新たな章へ〜」(12月24日)は、天才「大谷翔平」の実像に迫る迫真のインタビューである。人工知能(AI)を応用して投打の技術を磨いて最高の水準に引き上げる「デザイン」という概念がメジャーで取り入れられ、その活用の先端に大谷がいることには驚かせる。
「投打の二刀流」によってメジャーを驚かせた大谷は、日本球界にも衝撃の波紋は広がっていくだろう。アジア人初の本塁打王やMVPの投票において満票で2度目の受賞を受けたことなど、記録を超えた大谷像を浮かび上がらせたインタビューの傑作である。
ハマス・イスラエル紛争が泥沼化する中、攻撃の手を緩めないイスラエルへの反発が高まっています。そんな中、ネット上では、ヨーロッパのユダヤ人は古代ユダヤ人とは連続性がない「トルコ系ハザール人の末裔」とする言説も見受けられます。この説については、2023年夏にパレスチナ自治政府のアッバス大統領(議長)が言及し、物議を醸すといったこともありました。では、「ハザール人」とはどういう人たちなのか、その説の真偽や出所などを解説します。
(宇山 卓栄:著作家)
最近、50年ほど前に流行った「ユダヤ人はハザール人」説がネットなどで流布されています。この説は、ヨーロッパのユダヤ人は古代ユダヤ人としてのセム系の民族起源を持たず、実はハザール人の末裔であるとするものです。