「アパ日本再興財団」 小幡敏氏、中村恵子氏の著書に優秀賞
公益財団法人「アパ日本再興財団」(元谷外志雄代表理事)は20日、日本の成長発展に資する書籍や論文を表彰する「第5回アパ日本再興大賞」の優秀賞に、元陸上自衛官で、評論家の小幡敏氏の著書『「愛国」としての「反日」~奇形の軍民関係を正す~』(啓文社書房)と、健康・環境デザイン研究所所長の中村恵子氏の著書『江戸幕府の北方防衛~いかにして武士は「日本の領土」を守ってきたのか~』(ハート出版)を選出したと発表した。
『「愛国」として~』は、「自衛隊」が本当に戦える軍隊か、今の日本人に戦う気概があるか、などを問題提起した警告の書だ。小畑氏は「自衛隊が良くなれば日本はきっと良くなる、私はそう信じています」とコメントした。
『江戸幕府の~』は史跡や文献などから江戸幕府や、松前藩の蝦夷地、樺太、千島の統治と、東北諸藩の北方警備などを紹介する。中村氏は「多くの人々に広まり、日本の領土を守る一助になることを願っています」と語っている。
表彰式と受賞記念パーティーは12月8日、東京・元赤坂の明治記念館で行われる。