【路上感撮】雷門の底に棲む龍 東京・浅草 [◆国内ニュース]
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【路上感撮】雷門の底に棲む龍 東京・浅草
記念撮影を行う人々でにぎわう東京・浅草の雷門前。つい見過ごしてしまうが、浅草寺の大ちょうちんを真下から見上げると底に精巧な木彫りの龍が鎮座している。
昭和35年に仏像彫刻家の渡辺崇雲氏が手がけたという。浅草寺の山号は「金龍山」で龍と縁深い。木彫りの龍には、雨を降らす水神様として街が火事にならないようにとの願いが込められているそうだ。
大ちょうちんは令和2年4月に新調されたが、龍はそのまま残された。正面も立派だが、時には見上げて雷門の守護神を拝んでみてはいかかだろうか。
(写真報道局 納冨康)
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