起訴の寝屋川市議・吉羽容疑者に6億円渡る コロナ融資詐欺 CEO名乗る格闘技団体に4億円出資か
新型コロナウイルス禍で業績が悪化した医療法人などへの融資制度を悪用し、受給した法人側から手数料名目で現金をだまし取ったとして、福岡地検は12日、詐欺罪で大阪府寝屋川市議、吉羽美華容疑者(42)ら男女3人を起訴した。
福岡県警によると、吉羽被告らのグループは独立行政法人「福祉医療機構(WAM)」の融資制度を利用するよう十数の法人に持ちかけ、総額十数億円を詐取した疑いがある。
吉羽被告には約6億円が渡り、うち約4億円を総合格闘技団体に出資したとみられる。吉羽被告は総合格闘技の大会を共催する企業の最高経営責任者(CEO)を名乗っていた。
一連の事件では詐欺容疑でほかに男4人が逮捕されたが、いずれも処分保留となった。
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