優雅な音と舞で魅了 熱田神宮が奈良で神話イベント [3)神道]
産経ニュース
優雅な音と舞で魅了 熱田神宮が奈良で神話イベント
三種の神器の一つ「草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)」をご神体とする熱田神宮(名古屋市熱田区)は、朗読や舞楽など通じて神話に親しんでもらうイベント「ヤマトタケルノミコトと熱田神宮~神話の魅力と日本人のこころ~」を奈良市の奈良県文化会館で開いた。
熱田神宮は日本神話の英雄、ヤマトタケルノミコトの妃、ミヤスヒメノミコトが草薙神剣を奉斎したことを創祀(そうし)とする。
この日は、新朗読家の杉山直(ちょく)さんがヤマトタケルノミコトの生涯をたどる神話を臨場感たっぷりに朗読。また同神宮の奉仕団体「桐竹会」が雅楽の代表的な曲の一つ「越殿楽(えてんらく)」、神楽「みつるぎ」、舞楽「納曽利(なそり)」を披露し、優美な音と舞で観客を魅了した。
同神宮の多賀顕権宮司は「さまざまな困難に勇敢に立ち向かわれたヤマトタケルノミコトの姿を通して、神話に描かれた日本人の心を再認識していただけたら」と話していた。
同神宮は日本神話の魅力を知ってもらおうと、定期的に全国巡回のイベントを開催している。
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