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【依存・家族のかたち(1)】「母の呪縛」パニック障害、引きこもりの原因に 親子の過度な依存関係に苦しむ子供たち [3)ライフ]

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【依存・家族のかたち(1)】「母の呪縛」パニック障害、引きこもりの原因に 親子の過度な依存関係に苦しむ子供たち

母のヒステリーは子供のころから娘の西村佳奈さんに向かってきたという=彦野公太朗撮影(写真と本文は関係ありません)

 

 相手に依存し、相手から依存される、そうした家族の関係は、引きこもりなどさまざまな社会問題を生んでいる。そうした「家族のかたち」に焦点を当てる。

鬼の形相の母に追いかけられ

 「一緒にごはんを食べよう、話し合おう」。母親を無視し、自室に駆け込み、急いでカギをかけた西村佳奈(32)=仮名=だったが、母は猛然と後を追いかけ、ドアを蹴破(けやぶ)って部屋に入り、そう迫った。

 その瞬間、母への負の感情が爆発し、激しい動悸(どうき)を覚え、叫び声を上げていた。初めて経験する過呼吸の発作…。佳奈は後日、医師から「パニック障害」だと告げられた。

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夢に続く列車・・

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【産経抄】5月14日

 ある日突然、人が姿を消す。昔の日本人はこの一大事を「神隠し」と呼び、天狗(てんぐ)の仕業だと考えた。民俗学者の柳田国男が昭和24年、江戸時代に天狗にさらわれた作之丞という名の農夫の話を書いている。

 ▼現在の秋田県北部の山で作之丞が薪を切っていると、天狗が突然現れこんなことを聞かれた。「お前は過去が見たいか、未来が見たいか」。未来と答えると、たちまち気を失った。目覚めて山を下りると、80年の年月がたっていた(『作之丞と未来』)。

 ▼平成の天狗はさらった子供に、未来の世界を見せてくれたりしない無残にも奪い去るだけである。新潟市西区の斎場で先週末、小学2年の大桃珠生(たまき)さん(7)の告別式がしめやかに営まれた。珠生さんは今月7日夕、下校途中に友達と別れ、1人になったところを何者かに連れ去られ殺害された。

 ▼珠生さんは、事件当日の朝の登校中にも男に追いかけられていた。「黒い服を着て、サングラスをかけたおじさんだった」と友人に告げている。現場周辺では、事件前から不審者の情報が相次いでいた。珠生さんは、両親と兄の4人家族。仲良しのお兄ちゃんと道路でサッカーを楽しむ姿が、よく見られたという。

 ▼週末あるテレビ番組が、プロのテニス選手をめざす子供たちの合宿生活を紹介していた。かつて錦織圭選手も参加した合宿では連日、主宰する松岡修造さんの厳しい指導が続く。挫折しそうになった少年に、修造さんは両親から預かった手紙を読ませた。

 ▼「お父さんとお母さんは、あなたを何とか夢に続く列車に乗せることができた」「私たちもいっしょに乗っていることを忘れないで」。珠生さんが乗るはずだった列車は、どんな夢に向かおうとしていたのだろう


タグ:産経抄
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「もっと学びたい」という意欲以上に大切なものはない [❹教  育]

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 「『正解がない』。その不確かさを、不安ではなく、自由として謳歌するために。私たちは学ぶことができる。」

 「女は大学に行くな、という時代があった。」という刺激的なフレーズから始まるこの文章は、神戸女学院大学が4月に掲載し、大きな話題を呼んだ電車内広告の一部である。時代が移り変わる中で手にした選択肢、その選択の自由を謳歌するために学ぼうというメッセージがその広告にはこめられていた。連載第4回目となる今回は、キャリア教育の効果をどう考えるのかということを切り口に、これからの時代何を評価していくべきなのかということを考えていきたい。

(iStock/phototechno)

キャリア教育をどう「評価」するべきか

 キャリア教育での取り組みが、自分たちの将来を豊かにすることにつながっていくのか、もっとやるべきことがあるのか。学んでいる当事者はもちろんのこと、その学びを届ける教師にとっても、日々の学びや取り組みの効果の測定や検証は非常に気になるところだろう。そしてこの連載を通して繰り返し述べてきた、「社会人、ビジネスマンもこれまで以上に教育に関わっていくべき!」という主張が受け入れられるとしたら、当然その大人たちにとっても若者に対してどんな教育を届け、いかに評価していくべきなのかは考えるべき問いとなるだろう。

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農業は変えられる! 起業家志望から家業の道に [1)経営・ビジネス]

JBPress

農業は変えられる! 起業家志望から家業の道に

シリーズ「商いの原点」~みやじ豚(神奈川県)中編

2018.5.14(月) 嶋田 淑之
“バーベキューマーケティング”によってみやじ豚の認知度はまたたく間に上昇した(写真提供:みやじ豚、以下同)

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 現代の日本には、社会が抱える課題の克服に使命感を持ち、その実現のためにイノベーティブな取組みを行う人々がいる。ソーシャルアントレプレナーと称すべき人々である。

 10年余にわたって「1次産業を、かっこよくて感動があって稼げる3K産業にする」活動に邁進してきたみやじ豚・代表取締役の宮治勇輔氏(39)は、さしずめその代表格の1人であろう。様々なメディアに取り上げられ広く知られる宮治氏であるが、中編では、事業承継の経緯を中心にお聞きする。

◎(前編)「日本の1次産業を守るバーベキュー」
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/52962

生産から販売までのトータルプロデュースを志す

 神奈川県藤沢市ののどかな田園地帯。彼の母校、慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス(SFC)に程近いところで、宮治勇輔氏と弟の大輔氏は養豚業を営んでいる。

みやじ豚・代表取締役の宮治勇輔氏

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 しかし宮治氏は、最初から養豚農家を営んでいたわけではない

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