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【正論】なぜ韓国の文化は「ウリジナル」なのか? 「『分からないもの』に対して何をするかが問われている」 羽生善治さんの至言が示す人文科学の危機 筑波大学大学院教授・古田博司

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【正論】なぜ韓国の文化は「ウリジナル」なのか? 「『分からないもの』に対して何をするかが問われている」 羽生善治さんの至言が示す人文科学の危機 筑波大学大学院教授・古田博司

古田博司・筑波大学大学院教授

 

 命題に気づくのは一瞬の直観

 最近私は、民族には「脱落のプロトコル(命題)」があると主張している。歴史上、その民族が関心を持たなかったものは、どうにもこうにも分からないのである。

 たとえば古代エジプト人の「歴史」、だから歴史書が一冊も残っていない。日本人の「奴隷制」、故にシベリア捕囚を抑留と勘違いして、奴隷労働をさせられてしまった。韓国人の「文化」、文化はシナ文化しかなく、自分の文化には関心がなかった。だから彼らは「入ってきたら内の物」だと思う。剣道も華道も韓国起源、孔子は韓国人だったという。外国人はこうのたまう彼らの文化(?)を俗にウリジナルといっている。

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タグ:韓国
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我が子が過激思想に取り込まれたら [◆論  評◆]

JBPress

我が子が過激思想に取り込まれたら

HONZ特選本『家族をテロリストにしないために イスラム系セクト感化防止センターの証言』

2017.11.7(火) HONZ
本当に読むに値する「おすすめ本」を紹介する書評サイト「HONZ」から選りすぐりの記事をお届けします。

(文:峰尾 健一)

家族をテロリストにしないために:イスラム系セクト感化防止センターの証言
作者:ドゥニア・ブザール
翻訳:児玉 しおり
出版社:白水社
発売日:2017-09-23

 実際にテロ組織に加入しようとする若者を引きとめたり、社会への復帰を支援したりといった活動を行う「イスラム系セクト感化防止センター(CPDSI)」の創設者によって書かれた一冊だ。

 著者はセンターを創設した2014年4月から2015年末までに、1134人の若者を支援してきた。活動の現場で目の当たりにした事例と、得られた知見がまとめられたのが本書である。著者らは相談者である親と連携し、子どものパソコンの中身や録音された電話の通話内容を調べ、親子との会話内容なども分析し、組織による洗脳や取り込みのプロセスについて事例を収集してきた。

 子どもが過激思想に感化されていくことに困り果てた親たちの相談を受けてきた経験から、組織に取り込まれつつある若者の家庭での振る舞いが、どのように変化していくのかについて細かく書かれている。

 洗脳が進むにつれ次第に、若者たちは組織が説くところの「宗教的実践」に従い始める。我が子の変化に戸惑う親たちの証言を引いてみたい。

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タグ:テロ
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拘束された改革派の富豪王子 11月7日

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【産経抄】拘束された改革派の富豪王子 11月7日

 中東のサウジアラビアは、世界で唯一女性の車の運転が禁じられてきた。女性が自由に外出するようになると、男女関係が乱れる。これが社会で大きな影響力を持つイスラム教の保守派聖職者の主張である。

 ▼ところがサルマン国王(81)は今年9月、来年6月までに運転を解禁するよう命令を出した。サウジは近年、原油価格の低迷によって財政難に苦しんでいる。国王の息子のムハンマド皇太子(32)は、石油に依存しない経済改革を進めている。運転解禁も女性の社会進出を促すという意味で、皇太子の意向が強く働いた。

 ▼この決断に誰よりも大きな拍手を送ったのが、ワリード王子(62)であろう。女性運転手がいないサウジには、すでに女性パイロットが誕生している。飛行士を夢見る少女を隣国ヨルダンの飛行学校に留学させたのは、王子である。免許を取得すると、私有するジェット機の操縦士として採用した。宮廷政治を否定するような発言も注目を集めてきた。

 ▼そんなサウジから不穏なニュースが入ってきた。政府が王子11人を含む数十人の身柄を拘束したという。そのなかに、改革への志は皇太子と共通しているはずのワリード王子も含まれている。

 ▼王子は米国留学を経て、父親から借りた3万ドルを元手にビジネスを始めた。米シティバンクやアップルなどへの投資が成功して、今では世界有数の資産家である。かつて、トランプ米大統領から高級ヨットを買い叩(たた)いた。そのトランプ氏とは、イスラム教徒の入国禁止をめぐってツイッターで激しい非難の応酬を繰り広げた。

 ▼約5000人いる王族のなかで、とびきりのやり手であることは、間違いない。権力の集中を進める皇太子にとって、目障りな存在ということか。


タグ:産経抄
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すべては「新時代」のため、19大後の中国共産党が向かう先

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 2017年10月24日、中国共産党第19回全国代表大会(19大)が閉幕し、翌25日に19期1中全会が開催された。19期1中全会とは、19大で選出された中国共産党中央委員会の委員による第1回の全体会議のことを言う。

第19期中央委員会第1回全体会議の様子(写真:UPI/アフロ)

 

 中央委員とは、約200名の中国共産党の指導幹部であり、その中から25名が政治局員に選ばれる。一般的に、この中央委員会を「党中央」と言う。さらに、政治局員から選ばれた7名が政治局常務委員として最高権力を握る。

 ただし、人数は7名に固定されている訳ではない。胡錦涛前総書記の時代には、政治局常務委員は9名であった。胡錦涛氏から習近平氏に権力の委譲が行われた2012年の18大において、江沢民氏は自らの勢力を拡大するため、政治局常務委員の人数を13名にしようとしたと言われる。

 これに対して、胡錦涛氏は自ら完全引退するとともに、政治局常務委員の人数を増加させるどころか7名に削減し、習近平氏の権力掌握をサポートしたのだ。中国の指導者たちは、日本でよく言われるような、江沢民派(上海幇)、胡錦涛派(共青団派)と習近平派(太子党あるいは紅二代)の三つ巴の権力闘争よりも、少し複雑なゲームをプレイしている。

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タグ:中国
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