【新聞に喝!】新語・流行語大賞は反日偽善派の「印象操作」の場だ! 元東京大学史料編纂所教授・酒井信彦 [◆之が言いたい]
9日、今年の「新語・流行語大賞」の候補30語が発表され、翌10日の朝刊各紙で報道されたが、その報道姿勢には2つの傾向が顕著に表れていた。積極的に取り上げた社と、消極的に取り上げた社である。朝日、毎日、東京、日経各紙が前者で、産経、読売が後者である。
見出しにあったのは、森友・加計学園問題で盛んに使われた「忖度(そんたく)」▽「インスタ映え」▽豊田真由子前衆院議員(43)が元秘書に吐いたとされる暴言「ちーがーうーだーろー!」の3つ。
朝日と日経は全て、毎日と東京は2つを掲載。4紙に共通するのは「忖度」であり、特に注目されているのが分かる。一方、産経は「インスタ映え」だけ、読売は見出しに流行語の内容を載せていない。
「忖度」については、各紙記事の中で「首相官邸の意向を役人がおもんぱかったと指摘される森友・加計学園問題を象徴するキーワード」と述べられているように、この問題の追及に熱心な新聞が取り上げたわけである。
【原坂一郎の子育て相談】4歳の息子の眠りが浅い…自分の時間が作れない [3)ライフ]
【原坂一郎の子育て相談】4歳の息子の眠りが浅い…自分の時間が作れない
相談
4歳の息子がいます。赤ちゃんのころから眠りが浅く、当時は2時間おきに起きて泣きました。いまも、母親が同じベッドにいないと目を覚まして泣きます。昼間は仕事や家事に忙しく、子供が寝ているときだけでも自分の勉強や趣味の時間に使いたいのですが、それがかなわない日々が続き、これがこの先も続くのかと悩んでいます。
回答
私は、女性は結婚をした時点で、それまでのライフスタイルが50%変わる気がします。子供が生まれたらさらに50%変わります。帰りに映画でも、も難しくなるし、友人からの誘いがあっても応じにくくなります。それで文句を言わないのは、それらを犠牲にしてでも満足できるものが結婚や子育ての中にはあるからだと思います。
芥川には〈木がらしや目刺にのこる海の色〉という句もあった。よほど不安だったのだろう。
【産経抄】11月26日
芥川龍之介は、仮名の形にも美醜や好悪の情を覚えた。例えば〈「い」は落ち着いてゐる、「り」は如何にも鋭い〉と随筆に書き留めている。文字を子細にながめたことのある人は、よく似た経験をお持ちだろう。
▼災難だったのが「く」の字で、芥川は文字のつくりを嘆いていわく〈折れ釘(くぎ)のやうに、上の文章の重量をちやんと受けとめる力に乏しい〉。縦書きしかない時代に生きた文豪の、繊細な神経がしのばれる。罪のない文字に同情しつつ、格調高い小言に深くうなずく。
▼原稿用紙の上のみならず地球儀の上でも煙たがられ、やはり幸薄い仮名らしい。本州の南側に12年ぶりとなる巨大な「く」の字が現れ、東海や関東でのシラス不漁の責めを負わされている。本来なら太平洋を東北東へと緩やかに流れる黒潮の帯が、大蛇行している。
▼不漁は「く」の字に伴う海水温の変化が原因といい、10月の台風による高潮被害も大蛇行が災いしたという。北太平洋で秋サケやサンマ漁の実入りが乏しいと聞けば、異変との相関が気になる。潮の流れに折り目正しさを求めても詮無いが、望ましいコースはある。
▼ものの本によれば、深層水を含む海水は約2千年で世界を循環するという。過去の例から「大蛇行は1年以上続く見通し」と聞いても驚かない。地球という大きな浴槽をかき回せばこちらの海で温度が下がり、あちらの海で温度が上がる。それが自然の摂理だろう。
▼これから迎える冬の食卓に大きな余波が及ばぬ事を祈るのみである。貝殻で海を量るのは慎むとして、この星に間借りする身は天地の異変に神経質でありたい。芥川には〈木がらしや目刺にのこる海の色〉という句もあった。よほど不安だったのだろう。「く」の字は用いていない。
【川村妙慶の人生相談】中学三年生の娘がいじめに…こんなとき親は [3)ライフ]
【川村妙慶の人生相談】中学三年生の娘がいじめに…こんなとき親は
相談
中学3年生の娘は生徒会や部活動など積極的に取り組むタイプで、友達も少なくありません。2年のときまでは楽しく過ごしていたのですが、3年になってからクラスの女子グループ数人に会員制交流サイト(SNS)に悪口を書き込まれたり、聞こえるように陰口を言われたりしているそうです。一時期は仲良くしていたグループなのでショックを受けている様子です。
学校には相談しましたが、娘はSNSに「学校からひいきされている」と書かれているので、いじめているグループとの話し合いを嫌がり、問題を解決できない状態が続いています。
「気にしなければいい」「距離を置けば大丈夫」と強がっていますが、登校のときの後ろ姿がつらそうです。学校で嫌なころがあったのか、帰ってきて泣いているときもあります。私は娘を支えるだけしかできず、心配で、もどかしくもあります。(大阪府、40代女性)
【田村秀男の日曜経済講座】インフレ目標2%は非現実的 カネを増やしても物価は上がらない [ 2>「経済解説」]
【田村秀男の日曜経済講座】インフレ目標2%は非現実的 カネを増やしても物価は上がらない
アベノミクスが始まって以来、ほぼ5年がたったが、脱デフレはいまだ成らずだ。日銀が年間で最高80兆円、国内総生産(GDP)の15%相当の巨額資金を追加発行することで世の中に出回るカネの量を増やし、物価上昇につなげるというもくろみははずれたままだ。なぜか。今回は世界のカネと物価のトレンドから考えてみた。
グラフは1970年以降の世界の貨幣(カネ)総量の対GDP合計比と、世界平均と日本のインフレ率の推移である。世界の通貨の基軸であるドルは、71年8月のニクソン米大統領による金の交換停止宣言により、金保有量の束縛から解き放たれた。
【森友・加計問題】朝日新聞から訂正や賠償求められた小川榮太郎氏「抗議は恫喝だ」逆に法的措置検討 [◆之が言いたい]
【森友・加計問題】朝日新聞から訂正や賠償求められた小川榮太郎氏「抗議は恫喝だ」逆に法的措置検討
朝日新聞が「徹底検証『森友・加計事件』朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪」(飛鳥新社)の著者で文芸評論家の小川榮太郎氏に謝罪と賠償を求める抗議の申入書を送ったことについて、小川氏は産経新聞の取材に「個人への恫喝だ。常軌を逸している」と述べた。また、「私に対する名誉毀損であり、弁護士と相談し、法的措置を考えるべき件だと思っている」と語り、朝日に対し法的措置を検討していることを明らかにした。
朝日新聞は21日、広報部長名で小川氏と飛鳥新社に対し書面で抗議した。申入書は、小川氏が著書で朝日による一連の森友・加計報道を「戦後最大級の報道犯罪」「捏造」などとして取り上げたことを「弊社の名誉・信用を著しく傷つける不法行為」と主張した。また、16カ所の記述について「事実に反する」「弊社の名誉・信用を著しく毀損する」と指摘した。