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警戒すべき日本の「韓国疲れ」を突く情報心理戦 ネットの「どうでもいい」論の危うさ…いま改めて「釜山赤旗論」考えるべき [❷韓国]

警戒すべき日本の「韓国疲れ」を突く情報心理戦 ネットの「どうでもいい」論の危うさ…いま改めて「釜山赤旗論」考えるべき

長崎県・対馬北端に位置する航空自衛隊海栗島(うにしま)分屯基地
長崎県・対馬北端に位置する航空自衛隊海栗島(うにしま)分屯基地

 朝鮮戦争を機に、日本の旧軍関係者などの間で高まったのが「釜山赤旗論」だった。

 中国・ソ連・北朝鮮による南進が成功し、韓国南端の釜山に赤旗が翻ることになったら、日本の安全保障はどうなるのか。最悪の状況を想定して、対処を進めるべきだという意見だった。

 いま憂慮すべき事態は、共産勢力の軍事的な南進ではない。韓国が表面的には合法手続きにより自ら赤化し、在韓米軍を追い出し「釜山に赤旗」が立つ事態だ。いま改めて「釜山赤旗論」を考えなくてはならない。

 先週の本欄に、「もはや文在寅(ムン・ジェイン)政権は『中国の奴隷的代弁人』」との見出しの一文を書いた。「韓国が完全に赤化するよりも、コウモリ状態に留め置く方が自由陣営にとっては得策だ」という趣旨だ。

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タグ:韓国疲れ
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日本の弱体化狙い「沖縄などで独立運動をあおっている」 仏軍事研究所「中国の影響力」報告書 [3)世界・諜報戦]

日本の弱体化狙い「沖縄などで独立運動をあおっている」 仏軍事研究所「中国の影響力」報告書

那覇市には中国・福州市との友好を記念する「龍柱」がそびえる
那覇市には中国・福州市との友好を記念する「龍柱」がそびえる

 フランス軍事学校戦略研究所(IRSEM)はこのほど、世界で影響力拡大を狙う中国の戦略について報告書を発表した。中国が潜在的な敵の弱体化を狙い、「沖縄などで独立派運動をあおっている」と指摘した。

 IRSEMは仏国防省傘下の研究機関。報告書は「中国の影響力作戦」と題して、9月に発表された。約650ページあり、在外華人を使った共産党の宣伝工作、国際機関への浸透、インターネットの情報操作などの事例を分析している。

 沖縄への関与は、中国にとって「日本や在日米軍を妨害する」意味を持つと指摘。沖縄の一部住民には日本政府への複雑な気持ちが残り、米軍基地への反発も強いため、中国にとって利用しやすい環境にあるとした。中国が独立派を招いて学術交流を促したり、中国人が米軍基地近辺で不動産投資を進めるなどの動きがあると列記した。

 中国は独立派と同様に、「憲法9条改正への反対運動」「米軍基地への抗議運動」を支援しており、その背景には日本の防衛力拡大を阻止しようという狙いがあるとも指摘した。


タグ:中国工作
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中国が岸田新政権に「やってほしくない」こと [❷政  治]

中国が岸田新政権に「やってほしくない」こと

台湾有事が近い?中国メディアに登場した新中日戦争という言葉
2021.10.7(木)福島 香織
首相官邸で記念撮影する岸田新内閣(2021年10月4日、写真:代表撮影/AP/アフロ)

(福島 香織:ジャーナリスト)

 10月4日、岸田文雄内閣がスタートし、中国の習近平国家主席、李克強首相は岸田新首相に相次ぎ祝電を送った。それはCCTV(中国中央電視台)の新聞「聯播」のトップニュースとして伝えられた。

 祝電の内容はいたって普通。習近平は「中日は一衣帯水、睦隣友好協力関係を発展させることが両国人民の根本利益に合致し、アジアと世界の平和、安定、繁栄にも利する。中日双方は、中日間の4つの政治文書が確立させた各項目の原則をしっかり守るべきであり、対話コミュニケーションを強化し、お互いの信頼協力を増進させ、新時代の要請に応じた中日関係の構築に努力すべきだ」と呼び掛けた。李克強は「双方ともに政治の共通認識を保ち、交流協力を強化し、両国関係を正しい軌道に沿って健康的安定的に発展させていくべきだ。ともに来年の中日国交正常50周年を迎えよう」と述べた。

 岸田政権に対して中国側が本音ではどう思っているかは、こうした祝電の挨拶からはあまり伝わらない。だが、いくつかの体制内学者や官製メディアの論評を参考にざっくりと見てみると、中国としては今後の日中関係を決して楽観はしていない。むしろ、かなり強い警戒心を持っているようではある。中には「新中日戦争」に言及する見方もある。中国はこれからの日中関係をどう見ているのだろう。

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タグ:岸田新政権
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ついに鎌倉に入った源頼朝が、武士たちと最初に行ったこと [3)日本の歴史]

ついに鎌倉に入った源頼朝が、武士たちと最初に行ったこと

鎌倉殿への道(13)10月7日、頼朝、鎌倉に入る 
2021.10.7(木)西股 総生
鎌倉の源氏山公園に建つ頼朝像 撮影/西股 総生(以下同)

(城郭・戦国史研究家:西股 総生)

鎌倉殿への道(9)8月28日、逃亡をつづけていた頼朝の運命は
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/66553
鎌倉殿への道(10)9月7日、頼朝の再起と木曽義仲の挙兵
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/66772
鎌倉殿への道(11)9月17日、頼朝、奇跡のV字回復
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/66899
鎌倉殿への道(12)9月19日、頼朝軍、一気にふくれあがる
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/66900

雪だるま式にふくれ上がった頼朝軍

 治承4年(1180)10月。千葉常胤と上総介広常の参陣によって、一気に大軍を率いることになった頼朝は、武蔵をへて鎌倉を目指していた。房総三か国の内で、常胤や広常と対立していた者は、平家方勢力として容赦なく討伐された。

 この頃には、石橋山の合戦で逃げ散った者たちの多くも、再び頼朝のもとに集まってきた。頼朝の異母弟で醍醐寺の僧となっていた全成(ぜんじょう)も、京を脱して駆けつけてくれた。全成は幼名を今若といい牛若、つまり義経の同母の兄にあたる。

 ところで、現在の利根川は関東平野を南東に流れ下り、千葉県と茨城県の境を東に流れて、銚子の北で太平洋に注いでいる。しかしこの流路は、江戸時代に付け替えられたもので、中世の利根川は関東平野を真南に流れ下って、武蔵と下総の境をなして江戸湾に注ぎ込んでいた。この下流域を、当時は大井川とか太日(おおい)川と呼んでいた。

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「パンドラ文書」はどういうものか 大量リークが示すもの [◆論  評◆]

「パンドラ文書」報道チーム、BBCパノラマ

「パンドラ文書」は、金と権力をもつ世界の大物たちが資産を隠し、税を回避し、時にマネーロンダリング(資金洗浄)をしていたことを示す、1200万件近くのリーク書類だ。

117カ国でジャーナリスト600人以上が、14カ所の情報源から流出した書類を調べた。発見は記事にまとめられ、今週掲載された。

「パンドラ文書」を入手したのは、国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ、本部・米首都ワシントン)。ICIJは世界の140以上のメディアと協力し、過去最大の世界的調査報道を進めてきた。

イギリスではBBCパノラマとガーディアンが取材に当たってきた。

何が明らかになった?

「パンドラ文書」は、書類約640万点、画像約300万点、メール100万点以上、スプレッドシート50万点近くからなる。

これまでに以下が明らかになった。

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