これまでの衆議院選挙では、政権選択に共産党はほとんど関わりなかった。
自民党主体の政権に対抗する野党も、共産党との連携や協力では国民の支持が得られないという認識があったからである。
共産党以外の党は、国民受けするように政策を変更することに吝かでないが、共産党は立党以来、天皇制の打倒と日米安保の廃棄・自衛隊の解消の主張で一貫してきた。
表現や目標達成の時期的な変更はあるにしても、最終的な目標は維持したままである。
中国経済をめぐって、経済成長率の減速や不動産大手の経営問題が浮上している。世界第2の経済大国である一方、経済安全保障の観点では問題も抱えている。日本や日本企業はどのようなスタンスで中国に対峙(たいじ)することが望ましいのか。
中国経済の話をするのはいつも難しい。というのは、信頼できる統計がないからだ。中国国家統計局は18日、7~9月期の国内総生産(GDP)成長率が前年同期比4・9%増となったと発表したが、このタイミングは先進国から見れば信じがたいほど早い。GDP統計は各種の経済統計を加工しており、先進国でも1カ月以上の期間を要する。しかし、中国では2週間あまりで公表されている。
日本の衆院選(31日投開票)を威圧してきたのか-。中国とロシアの海軍艦艇計10隻が17~23日、津軽海峡を通過した後、太平洋側を南下し、鹿児島県の大隅半島と種子島の間の大隅海峡を通過して東シナ海に入った。日本列島をほぼ一周したかたちで、防衛省は「極めて特異な行動」として警戒を強めている。中国国防省は武器を使用した訓練も実施したと発表した。北朝鮮も、ミサイル発射実験を繰り返している。岸田文雄首相(自民党総裁)は、日本の独立や生存、発展を確保する「経済安全保障」を掲げているが、衆院選前半戦では、与野党とも新型コロナ対策や、「給付」や「減税」などのバラマキ合戦論争が目立った。後半戦こそ「外交・安全保障」について議論すべきではないか。
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「中国とロシアによる警告という意味ではないか」
日本政府関係者は、中露艦隊の特異な行動について、こう語った。
【ロンドン=板東和正】秋篠宮ご夫妻の長女、眞子さま(30)が小室圭さんと結婚されることを受け、英王室や日本の皇室の問題に詳しいロンドン大シティ校のアナ・ホワイトロック教授が産経新聞のオンライン取材に応じた。同氏は「若い皇族が自分の意思で皇室のためではなく、愛のために結婚したいと決断した。(日本国内で)興味深い事例となった」と指摘した。
同氏は英王室のヘンリー王子(37)と妻メーガン妃(40)が昨年公務を引退した事例に言及し、「眞子さまは(王子夫妻と同様に)皇室の支配と責任から自由になり、普通の独立した生活を求めようとされている」と述べた。また、「眞子さまが過熱する報道に苦しまれていたことは(王室離脱前の)王子夫妻に似ている」と語った。
これまでの衆議院選挙では、政権選択に共産党はほとんど関わりなかった。
自民党主体の政権に対抗する野党も、共産党との連携や協力では国民の支持が得られないという認識があったからである。
共産党以外の党は、国民受けするように政策を変更することに吝かでないが、共産党は立党以来、天皇制の打倒と日米安保の廃棄・自衛隊の解消の主張で一貫してきた。
表現や目標達成の時期的な変更はあるにしても、最終的な目標は維持したままである。
中国で今月末に開催予定だった北京マラソンの延期が24日、決定された。中国ではこのところ、新型コロナウイルスの感染者が急増している。
北京マラソンは1981年に始まった。中国で開かれるスポーツ大会としては最大規模となっている。
今年は今月31日に開催され、約3万人が参加する予定だった。例年、天安門広場をスタートし、北京オリンピック公園内の広場でゴールする。
主催者は延期の発表にあたり、「パンデミックが拡大するリスクを防止し、ランナーやスタッフ、住民らの大部分の健康と安全を実質的に守るためだ」と説明した。