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「希望の党」候補者を眺めると「排除」がむしろ足りない 民進左派の批判は滑稽

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「希望の党」候補者を眺めると「排除」がむしろ足りない 民進左派の批判は滑稽

小池氏(左)は「希望の党」を立ち上げた

 

 いささか失速気味だが、10・22衆院選の「台風の目」となったのが小池百合子都知事であることは間違いない。小池氏の率いる「希望の党」が民進党の大部分を飲み込んでしまったが、これは予想外の出来事だった。(夕刊フジ)

 希望の党の候補者選定に関して、小池氏が民進党のすべての政治家を受け入れる気持ちは「サラサラない」といい、一部の左派を「選別・排除」すると宣言すると、民進党の左派を中心に批判の声が挙がった。

 だが、これは「政党とは何か」を無視した、奇妙で滑稽な批判と言わざるを得ない

 なぜなら、政党には政治理念や個性があるからだ。それぞれの政党の政治理念や個性を受け入れることができない政治家を政党が認めることは、政党の自滅に他ならないだろう。何のための政党なのかが不明になり、やがて分裂し、ついには瓦解(がかい)する。

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タグ:希望の党
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【弁護士会 憲法学「信仰」(中)】「国家イコール悪」司法試験を経てすり込まれる硬直的な国家観 現行憲法絶対視の呪縛  [3>反日・左翼]

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弁護士会 憲法学「信仰」(中)】「国家イコール悪」司法試験を経てすり込まれる硬直的な国家観 現行憲法絶対視の呪縛 

司法試験の短答式問題で出題される日本国憲法。受験生は東大法学部系の憲法学者による通説を覚え込まされ、護憲に染まった弁護士になっていく

 

 「芦部信喜(あしべ・のぶよし)さんという憲法学者、ご存じですか」

 平成25年3月の参院予算委員会民主党(当時)の小西洋之(45)は首相の安倍晋三(63)にこう尋ね、「知らない」という言質を取ると「憲法学を勉強もされない方が憲法改正を唱えるというのは私には信じられない」とあきれてみせた。

 一国の首相が特定の学者を知らないことでこき下ろされる。「こんな事態は前代未聞だ」と著書で嘆いたのが、東京外国語大教授で国際政治学者の篠田英朗(ひであき)(49)だった。そしてこんな問題提起をしている。

 「このような事態が東大法学部憲法学者の名前をめぐる場合以外に起こりうるだろうか」(ちくま新書「ほんとうの憲法-戦後日本憲法学批判」)

 戦後の憲法学は、東大法学部系の学者に牽引(けんいん)されてきたその学説によって絶大な影響力を持ったのが芦部だった。

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【教育動向】幼児教育、肝心なのは「質」 [❹教  育]

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【教育動向】幼児教育、肝心なのは「質」

政府は現在、保育を含めた幼児教育の無償化を段階的に進めようとしています。

財源をどう確保するかなど課題は山積しているものの、保護者の負担軽減という点からは歓迎すべきことです。しかし無償化すればそれで済むという問題でもないようです

単なる「お世話」でなく

日本では、憲法で無償が保障されている義務教育などに比べて、幼児教育や高等教育の費用負担を家庭に依存していることが、かねてから問題になっていました。このうち高等教育の無償化は現在、議論が始まったばかりですが、幼児教育に関しては、既に政府・与党の方針で、段階的な無償化に乗り出しています。ただ議論の中心が、財源をどう確保するかに追われ、肝心な教育の中身は、文部科学省などに任されているのが現状です

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タグ:教育動向
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家族を詠う幸福 10月17日

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【産経抄】家族を詠う幸福 10月17日

 詩人の井川博年(いかわひろとし)さんは、ケーキ店で慣れないアルバイトをする娘さんの様子を見に行った。濃い口紅が似合っていない。ケーキを包みながら、お客に「アリガトウゴザイマス」という姿もぎこちない。

 ▼「はらはらしながら見ていた私も合わせて アリガトウゴザイマスといっていた」。「日暮れの町で」と題された作品は、詩集『幸福』に収められている。昨日発表された「河野(かわの)裕子短歌賞」の最優秀作品から、この詩を思い出した。

 ▼「バイト先でピザ焼く吾子(わがこ)をのぞき見つあいつあんなふうに笑うんだなあ」。こちらのアルバイト先はピザ店である。普段気づかなかった子供の成長ぶりを確認した、親としての喜びが素直に伝わってくる。ほんの少しの寂しさも感じさせる点が、選者たちに評価された。

 ▼現代の女性短歌をリードした河野裕子さんは、多くの家族の歌の名作を残した。「しんしんとひとすぢ続く蝉(せみ)のこゑ産みたる後の薄明に聴こゆ」。「遺(のこ)すのは子らと歌のみ蜩(ひぐらし)のこゑひとすぢに夕日に鳴けり」。セミの声を聴きながら長男の永田淳さんを出産してから、平成22年に64歳で亡くなるまで、淳さんの歌だけで500首近くを残した。

 ▼河野さんだけではない。賞の選者も務める夫の永田和宏さん、淳さん、長女の紅(こう)さんの全員が歌人であり、家族の歌を作ってきた。「面と向かって言うことができない心の中の思いも、歌を通じて家族に伝わり、お互いのあいだの風通しの良さにもつながっている」。和宏さんの言葉である。

 ▼「『おい、朝が来たぞ』 妻の肩をゆさぶる 新鮮な夜明け」。昨日の「朝の詩(うた)」欄に掲載された「今日一日」という作品にも、家族とのふれあいが描かれていた。「幸福」という題でもいいと思った


タグ:産経抄
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