産経新聞12日付が、英国で大型スパイ事件が発覚したことを報じた。英ロンドン警視庁は3月、英議会の調査担当者ら2人の男を中国のためにスパイ活動をした疑いで逮捕していた。英紙タイムズ(電子版)が11日までに報じた。
1人は20代の英国人で、逮捕当時、議会の調査担当を務めていた。数年にわたり中国問題を調査し、対中政策に関わる与党・保守党議員に情報を提供したり、政府の行動について提言するなどの役割を担っていた。
産経新聞12日付が、英国で大型スパイ事件が発覚したことを報じた。英ロンドン警視庁は3月、英議会の調査担当者ら2人の男を中国のためにスパイ活動をした疑いで逮捕していた。英紙タイムズ(電子版)が11日までに報じた。
1人は20代の英国人で、逮捕当時、議会の調査担当を務めていた。数年にわたり中国問題を調査し、対中政策に関わる与党・保守党議員に情報を提供したり、政府の行動について提言するなどの役割を担っていた。
日本に滞在する外国人に交付される在留カードを偽造したとして、ベトナム国籍の容疑者2人が先日、群馬県警に逮捕された。端緒は、同県太田市のアパートのゴミ捨て場に不法投棄されたゴミ箱の中から、偽造の在留カードが見つかったことだという。2人は、少なくとも数千枚の在留カードを偽造し、1枚あたり3000円から6000円ほどで販売していたとみられている。
在留カードの偽造事件については筆者もこれまで何度も取材してきたが、最近の在留カードの最大の購入者は、おそらくベトナム人である。しかし、偽造や販売を担っているのは決まって中国人であり、報道ベースではベトナム人が偽造に加担して逮捕されたという例は見当たらない。
北アフリカ・モロッコで、マグニチュード(M)6・8という強い地震が発生した。メディアは、これまでに2000人以上が死亡したと伝えている。心からお見舞いを申し上げたい。
日本では今月1日、大正時代の関東大震災から100年の節目を迎えた。近い将来の発生が懸念される首都直下地震を見据えて、人々の防災意識も高まっているようだ。
米国で自然災害というと、地震よりも、ハリケーンや竜巻の方が身近だと思う。ニューヨークなど東海岸の都市は強固な地盤の上にあり、地震に強い印象がある。
中国が軍事的緊張を高めている。台湾国防部は14日、中国の戦闘機など延べ68機と軍艦延べ10隻が、同日午前6時までの24時間に台湾周辺で活動したと発表した。日本近海では最近、中国空母の航行も確認された。一連の活動は、第2次岸田文雄再改造内閣が発足したタイミングと重なる。「親台派」防衛相の誕生や、防衛省職員の台湾常駐が報じられるなか、日本の「台湾シフト」を牽制(けんせい)した可能性もありそうだ。
台湾国防部によると、中国軍機には、戦闘機「殲16」や同「殲10」のほか、無人機「BZK005」、早期警戒管制機「KJ500」などが確認された。68機のうち40機が、台湾海峡の「暗黙の停戦ライン」である中間線を越えたり、台湾の防空識別圏(ADIZ)に進入したという。
NHK大河ドラマ『どうする家康』で、新しい歴史解釈を取り入れながらの演出が話題になっている。8月には追加キャストが発表され、2代将軍の徳川秀忠は、森崎ウィンが演じることが明らかになった。家康は後継者となる秀忠と、どんな絡みをみせるのか。ドラマに先立って、家康と秀忠との関係性について『なにかと人間くさい徳川将軍』の著者で、偉人研究家の真山知幸氏が解説する。(JBpress編集部)
次回の『どうする家康』は第35回「欲望の怪物」で、徳川家康がついに上洛して、豊臣秀吉に恭順の意を示すことになる。最終回は第47回か第48回のいずれかになりそうなので、残すところ10回強だ。そう考えると実に寂しい限りである
(国際ジャーナリスト・木村正人)
[ロンドン発]ウクライナを救ったはずの米実業家イーロン・マスク氏への評価が、ウクライナで暴落している。
「衛星インターネットのスターリンク・ステーション(受信機)をウクライナに大至急、提供して」――昨年2月、ロシア軍のウクライナ侵攻が始まる1時間前に大規模なマルウェア攻撃を受けたウクライナのミハイロ・フェドロフ副首相(デジタル変革担当)は当時のツイッター(現在はX)を通じてイーロン・マスク氏に要請した。
(福島香織:ジャーナリスト)
先日、香港で比較的新しい観光スポットとして話題の現代美術館「M+」を訪れた。「アジア初のグローバル視覚博物館」「アジア最大の現代アート美術館」などと形容されている。