家康が晩年を過ごした駿府城

 NHK大河ドラマ『どうする家康』で、新しい歴史解釈を取り入れながらの演出が話題になっている。8月には追加キャストが発表され、2代将軍の徳川秀忠は、森崎ウィンが演じることが明らかになった。家康は後継者となる秀忠と、どんな絡みをみせるのか。ドラマに先立って、家康と秀忠との関係性について『なにかと人間くさい徳川将軍』の著者で、偉人研究家の真山知幸氏が解説する。(JBpress編集部)

家康と秀忠はどんな親子関係を築いたのか

 次回の『どうする家康』は第35回「欲望の怪物」で、徳川家康がついに上洛して、豊臣秀吉に恭順の意を示すことになる。最終回は第47回か第48回のいずれかになりそうなので、残すところ10回強だ。そう考えると実に寂しい限りである

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