日本に滞在する外国人に交付される在留カードを偽造したとして、ベトナム国籍の容疑者2人が先日、群馬県警に逮捕された。端緒は、同県太田市のアパートのゴミ捨て場に不法投棄されたゴミ箱の中から、偽造の在留カードが見つかったことだという。2人は、少なくとも数千枚の在留カードを偽造し、1枚あたり3000円から6000円ほどで販売していたとみられている。
在留カードの偽造事件については筆者もこれまで何度も取材してきたが、最近の在留カードの最大の購入者は、おそらくベトナム人である。しかし、偽造や販売を担っているのは決まって中国人であり、報道ベースではベトナム人が偽造に加担して逮捕されたという例は見当たらない。
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