(歴史家:乃至政彦)
決戦は両雄の宿命
とりあえず、真否未詳の通説を話の主軸に置いて述べていこう。
北信濃の海津城(貝津城。現・松代城址)
川中島一帯の支配力を強めるため、築城したというが、その狙いは北の越後にある上杉謙信に対する備えであった。
信玄と謙信はもう何年も信濃の地をめぐって衝突を繰り返してきた。そのたびにお互いが領有権を主張するかのように、旭山城、葛山城を取り立て、和睦して破却するなどしてきた。
日本学術会議の〝真意・魂胆〟が注目されている。年間10億円もの血税が投入されながら、特定の政治勢力の影響力が強く、自国の防衛研究に過度なブレーキをかけてきたが、民生と軍事の「デュアルユース」(軍民両用)の先端技術研究を容認する見解を正式に表明したのだ。ただ、軍事研究を否定してきた過去の声明からの決別を拒否している報道もある。日本を取り巻く安全保障環境が激化するなか、学術会議は国民の生命と財産を守る立場に立つのか。「廃止・民営化」論も浮上するなか、生き残りのための目くらましを続けるのか。
安倍晋三元首相の暗殺からきょう(28日)で20日がたつ。改めて、故人の偉大な功績に感謝し、ご冥福を祈るとともに、安倍氏逝去後の現状に警鐘を鳴らし、「いま直ちにすべきこと」の一例を挙げておきたい。
この約3週間、片時も筆者の頭を離れなかったのは「なぜ〝安倍暗殺〟は防げなかったのか」である。
当日の警護・警備のずさんさはすでに取り沙汰されたが、広く論じられたとはいい難い。事件発生までの経緯についても、大メディアなどの扱いは極めて消極的である。
ロシア通商代表部の職員が昨年、情報窃取を狙った諜報(スパイ)活動として日本の先端技術保有企業の社員に接触を図った疑いがあり、警視庁公安部が企業側に通報し情報漏洩を未然に防いだと産経新聞が報じた。摘発前の通報による漏洩阻止は初とみられる。
昨年、社員が通商代表部職員に会社の通用門付近で偶然を装って声をかけられる状況が確認された。流暢な日本語で道案内を頼み、「今度どこかに飲みに行きませんか」と社員を誘うなど、個別の関係を築こうとしていたとみられている。
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[>]これは氷山の一角
通報しなければ?
スパイ天国日本
今だスパイ防止法制定できぬ理由は?
戦後77年、今や日本は工作員列島化の悲惨
政府が世界文化遺産に推薦した「佐渡島の金山」(新潟県)について、国連教育科学文化機関(ユネスコ)が期日までに諮問機関に推薦書を送付せず、2023年の登録審査に向けた手続きに入っていないことが分かった。ロシアで開催予定だった22年の世界遺産委員会はウクライナ侵攻で延期。複数の関係者によると、ユネスコは佐渡金山の「推薦書の不備」を指摘しているという。23年の登録は不透明な情勢となった。政府は再提出する方向で調整している。
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[>]外交無策、無能は何時まで続く
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(歴史家:乃至政彦)
とりあえず、真否未詳の通説を話の主軸に置いて述べていこう。
北信濃の海津城(貝津城。現・松代城址)
川中島一帯の支配力を強めるため、築城したというが、その狙いは北の越後にある上杉謙信に対する備えであった。
信玄と謙信はもう何年も信濃の地をめぐって衝突を繰り返してきた。そのたびにお互いが領有権を主張するかのように、旭山城、葛山城を取り立て、和睦して破却するなどしてきた。
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記は27日、核戦争の抑止力を動員する準備ができていると主張した。同国の核兵器が使える状態だと示唆したとみられる。
国営の朝鮮中央通信(KCNA)によると、金氏はこの日、朝鮮戦争「戦勝記念日」の行事で演説。北朝鮮はアメリカとの「いかなる軍事的衝突にも完全に準備ができている」と述べた。
北朝鮮の核兵器をめぐっては、7回目の核実験が準備されているとの懸念が生じている。アメリカは先月、北朝鮮がいつ核実験をしても不思議ではないと警告した。北朝鮮が最後に核実験をしたのは2017年。