【ニュースの核心】支持率急落の岸田内閣 国民に「何もしない」本質を見抜かれたか 節電ポイント、核共有議論…その場しのぎの弥縫策で火傷の可能性 [❷政 治]
【ニュースの核心】支持率急落の岸田内閣 国民に「何もしない」本質を見抜かれたか 節電ポイント、核共有議論…その場しのぎの弥縫策で火傷の可能性
岸田文雄内閣の支持率が急落した。私は3週前の本欄で「(国民が)政権の本性を見極めて、審判を下すのも時間の問題ではないか」と書いたが、その通りの展開になっている。このままだと、与党は10日に投開票日が迫った参院選も楽観できない。
毎日新聞の世論調査(6月25~26日)で、岸田内閣の支持率は41%と、前月に比べて12ポイント下落した。読売新聞の調査(同22~23日)でも、同じく57%と前回から7ポイント下落した。
急落ぶりは、NHKの調査(同24~26日)を見ると、一層明らかだ。
年金改革は政治家の“嘘の歴史” 失敗に終わった小泉政権が掲げた「100年安心」 [❷政 治]
年金改革は政治家の“嘘の歴史” 失敗に終わった小泉政権が掲げた「100年安心」
アベノミクスの見直しから官僚人事まで、ことごとくぶつかり合う岸田文雄・首相と安倍晋三・元首相。だが、この2人が唯一、歩調を合わせられる政策があった。年金の支給額引き下げである。2人は、自民党政権がついてきた「100年安心」という国民への嘘を隠蔽し続けなければならない“共犯者”なのである。
年金改革は政治家の嘘の歴史といってもいい。最大の嘘は「年金100年安心」という言葉だろう。覚えている人は多いはずだ。小泉純一郎政権が年金制度の大改革(2004年)を行なった際、当時の坂口力・厚労相が掲げた標語だ。
三井・三菱出資のサハリン2〝強奪〟プーチン大統領が強硬手段 日本のLNG需要量9% 「参院選の混乱狙い…中国や北朝鮮に提供か」 [4)世界・外交]
三井・三菱出資のサハリン2〝強奪〟プーチン大統領が強硬手段 日本のLNG需要量9% 「参院選の混乱狙い…中国や北朝鮮に提供か」
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が強硬手段に乗り出した。日本の大手商社が出資する極東サハリンの石油・天然ガス開発事業「サハリン2」について、運営会社をロシア企業に変更する大統領令に署名したのだ。ロシアメディアが6月30日に伝えた。ロシアによるウクライナ侵攻を受け、日本政府は「力による現状変更」に断固反対する一方、サハリンでの権益を死守する姿勢を示してきた。参院選(10日投開票)で「エネルギー安全保障」が焦点の1つとなるなか、ロシアに対峙(たいじ)するNATO(北大西洋条約機構)首脳会議に出席した岸田文雄首相は国益を守り切れるのか。
「大賀ハス」開花 和歌山・橋本の真土万葉の里 [◆国内ニュース]
「大賀ハス」開花 和歌山・橋本の真土万葉の里
和歌山県橋本市隅田町真土の「真土万葉の里」で、ピンク色の「大賀ハス」が開花した。今月中旬に見頃となる見込みで、8月上旬まで楽しめるという。
奈良県境に位置し、「万葉集」にも詠まれた地。地元住民らでつくる「真土万葉保存会」が休耕田を活用し、ハス池などを整備。毎年、四季に合わせた花々が咲く。
古代遺跡から種子を発掘した植物学者、大賀一郎氏にちなんで命名された大賀ハスは今年、気温が高かったせいか昨年よりも少し早く開花し始めたという。
午前8時ごろに咲き始めるが、昼前ごろになると閉じるといい、中岡大作会長は「午前中に訪れ、色の美しさと独特の香りを楽しんでほしい」と話している。