(山田敏弘・国際ジャーナリスト)
いま中国で、学生の就職難が大きな社会問題になっている。
2023年、中国では1158万人が大学を卒業し、史上最も厳しいと言われる就職難に直面している。大学卒業生は昨年と比べると7.6%も増加しており、就職を求める学生が市場に溢れるのは必至だ。
天皇ご一家は5日、静養のため、栃木県高根沢町の御料牧場に入られた。ご一家は新型コロナウイルス禍で令和2年以降、地方の御用邸などでの静養を見合わせており、元年8月の那須御用邸付属邸(同県那須町)ご滞在以来、約3年8カ月ぶりの機会となった。
(山田敏弘・国際ジャーナリスト)
いま中国で、学生の就職難が大きな社会問題になっている。
2023年、中国では1158万人が大学を卒業し、史上最も厳しいと言われる就職難に直面している。大学卒業生は昨年と比べると7.6%も増加しており、就職を求める学生が市場に溢れるのは必至だ。
(宇山 卓栄:著作家)
愛子さまが旧宮家・賀陽家の御令息と交流なさっているとの報道が続きました。先のことは誰もわかりませんが、愛子さまのご結婚も遠い将来のことではないのかもしれません。
本来ならば、眞子さまご結婚の時のように、愛子さまも皇籍から離脱されることになります。皇室の安定的な存続が大きな課題となるなか、愛子さまがご結婚された場合、どうなるのかを想定し、政治が責任を持って、然るべき制度設計しておかねばなりません。
建国以来、星条旗への忠誠と結束を誇りとしてきた米国で最近、愛国心の低下が目立ってきた。民主、共和両党関係者の間では、2024年大統領選での有権者投票動向への影響も含め、大きな関心が集まっている。
世界の先進国の中で、米国ほど愛国心の旺盛な国はないといわれてきた。実際、公官庁、一般家庭を問わず全米いたるところに普段から星条旗がたなびき、文化、スポーツイベント会場などでは例外なく、国歌斉唱が日常茶飯事化し今日に至っている。
ところが、その愛国心にもはっきり陰りが見え始めた。
日本の対中外交が注目されている。林芳正外相は1~2日、中国を訪問し、秦剛国務委員兼外相らと会談した。
大手製薬会社「アステラス製薬」の中国現地法人幹部が先月、北京で「スパイの疑い」があるとして、中国当局に拘束された。会談では当然、早期解放も焦点となった。
林氏の抗議に対し、秦氏は「法に照らして処理する」と応じ、議論は平行線をたどったという。明らかに、日本が侮られている印象を受けた。
岸田文雄政権の少子化対策の財源として、社会保険料を上乗せする案が浮上している。
この議論は、かつて自民党の若手から出た「こども保険」を想起させる。
まず「保険」の意味をはっきりさせよう。
保険とは、偶然に発生する事象(保険事故)に備えるために多数の者(保険契約者)が保険料を出し、事象が発生した者(被保険者)に保険金を給付するものだ。
「2023年 中国『偵察気球(スパイ気球)』事件」は、まだ記憶に新しいことだろう。
発端は2月1日、米モンタナ州上空に正体不明の「気球」が飛来、多くの市民の目撃動画が次々にネット上にアップされ始めたことだった。地元空港は万一のリスクに備えて、飛行機を欠航させた。
これを受け2日、米国防総省の報道官が「1月28日、中国の気球が米国の領空に入った」と公表した。
徳川家康は、豊臣秀吉の死後、スペインなどとの緊張緩和、交易を目指すが、銀採掘技術をめぐる前フィリピン臨時総督、ロドリゴ・デ・ビベロとの交渉で、スペインの野心を知る。
ビベロは『日本見聞録』に次のように記している。
「この広大にして繁栄する大国に侵入することは、スペイン国王にとって極めて有利。唯一欠けていることは、スペイン国王を、その国王としていないこと」