日本政府観光局によれば、6月の訪日外客数は2020年2月以降、初めて200万人を超え、コロナ前の19年同月比の72%程度にまで回復した。
訪日外客としてカウントされる入国者の多くを占めるのが観光客であることから、巷では「インバウンドブーム再燃」への期待も高まっている。ところが内訳を見れば、観光客以上に増加が著しい訪日外客がいる。岸田首相が「我が国の宝」とする外国人留学生である。
日本政府観光局によれば、6月の訪日外客数は2020年2月以降、初めて200万人を超え、コロナ前の19年同月比の72%程度にまで回復した。
訪日外客としてカウントされる入国者の多くを占めるのが観光客であることから、巷では「インバウンドブーム再燃」への期待も高まっている。ところが内訳を見れば、観光客以上に増加が著しい訪日外客がいる。岸田首相が「我が国の宝」とする外国人留学生である。
習近平国家主席率いる中国が、日本を含む世界53カ国、100カ所以上に「非公式警察署」を設置していたことが問題視されているが、新たな衝撃情報が飛び込んできた。中国共産党が中国マフィアと共謀して、海外の人権活動家や反体制活動家を弾圧していると米国の調査報道機関「プロパブリカ」が、報じたのだ。プロパブリカは少数精鋭で調査報道を行うオンラインメディアで、米ジャーナリズムの最高峰ピューリッツァー賞を複数回受賞している。中国は体制維持のために、組織犯罪集団も利用しているのか。ジャーナリストの長谷川幸洋氏が迫った。
1923年の関東大震災(関東地震)から間もなく100年がたつ。死者10万人以上という日本史上最大の被害を生んだ大災害である。
地震が起きたのは23年9月1日、関東地方の下に南方から潜り込んでいるフィリピン海プレートが起こしたマグニチュード(M)7・9の地震だった。最大震度は日本での最高震度。多くの家が倒れ、死者の多くは数日間にわたって燃えさかった火による焼死だった。地震に乗じて左翼や外国人が数多く殺された。
この地震で一躍脚光を浴びたのが、東大助教授だった今村明恒(あきつね)だった。
現代の若者はどんな恋愛模様を繰り広げているのだろうか。都内に住む若者たちの声から浮かび上がってくることとは?
「生きるか死ぬか」の家康の「伊賀越え」は、1582(天正10)年6月2日未明の「本能寺の変」に対する戦国の三英傑である織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の「危機管理」の違いを知ることで、理解がより深まるだろう。
本能寺の変を研究しているのは歴史学者だけではない。天文学者や気象学者らも強い興味を示し、イエズス会の宣教師ルイス・フロイスが本部宛ての報告書に記した「本能寺の変の少し前に凶事を暗示するかのような大彗星が出現し、しかも安土城から遠くない場所に落下した」というのは事実で、「本能寺の変の前日は日食だったが、雨で観ることができなかった」ということまで明らかにしている。
未明とは午前3時から日の出前までをいうが、当日は新月で闇夜同然。その中を、松明を灯した明智光秀の軍勢が進軍していたが、老坂(おいのさか)を上って右へ行くはずだった進路を変え、京へ出る左の坂道を下り、桂川を渡って本能寺へと向かったのである。