「刑事告発の可能性」も 放送法文書問題、行政文書の提供・流出 高市早苗氏は捏造を再強調 八幡和郎氏「重大視すること自体、意味があるのか」 [❸霞が関]
「刑事告発の可能性」も 放送法文書問題、行政文書の提供・流出 高市早苗氏は捏造を再強調 八幡和郎氏「重大視すること自体、意味があるのか」
高市早苗経済安全保障担当相は9日の参院内閣委員会で、放送法の「政治的公平」に関する行政文書について、「明らかに正確ではないと断言できる」と重ねて主張した。一部の野党やメディアが高市氏を追及するなか、正確さに欠ける行政文書の存在や、「取扱厳重注意」などと記された行政文書が提供・流出した経緯も注目だ。霞が関事情に詳しい元通産官僚で評論家の八幡和郎氏に聞いた。
「行政文書といっても、不正確なものもたくさんある。官僚のメモ程度で記憶が定かでないこともある。上司に報告する際、自身が『意図する方向』に持って行くこともある。野党が重大視すること自体、意味があるのか分からない」
【日本の解き方】総務省「行政文書」への違和感 省内の権力闘争の構図浮かぶ 8年前のくだらない案件に政治的背景も [❸霞が関]
【日本の解き方】総務省「行政文書」への違和感 省内の権力闘争の構図浮かぶ 8年前のくだらない案件に政治的背景も
3日の参院予算委員会で立憲民主党の小西洋之参院議員が公表した放送法の「政治的公平」に関する文書に関して、当時総務相だった高市早苗経済安全保障担当相とやりとりがあった。
文書は、2014~15年にかけて官邸の礒崎陽輔首相補佐官と総務省担当者とのやりとり、当時の安倍晋三元首相と高市総務大臣の電話会談などが含まれる内部文書とされ、計78ページだ。
カナダに激震!中国が総選挙に介入か 公安関係者が警鐘、日本の政官財界にも外国勢力「浸透」 石平氏「カナダの倍以上あると用心すべきだ」 [3)世界・諜報戦]
カナダに激震!中国が総選挙に介入か 公安関係者が警鐘、日本の政官財界にも外国勢力「浸透」 石平氏「カナダの倍以上あると用心すべきだ」
カナダが激震に見舞われている。2019年と21年に行われた同国の総選挙に、中国・習近平政権が介入しようとしたという疑惑が連日、報じられているのだ。ジャスティン・トルドー首相は6日、疑惑の解明を担当する特別調査官を任命する意向を表明した。隣国の米国では、大統領選や中間選挙で、中国やロシアが影響を行使しようとした疑いが持ち上がり、米政権幹部が警告を発してきた。選挙は民主主義の根幹であり、悪意を持った他国の介入は決して許されない。他国による諜報活動に鈍感な日本は大丈夫なのか。識者は、水面下で行われている恐れがあるとして警戒を呼び掛ける。
中国に好意的な米国民わずか「15%」 1979年からの世論調査で過去最低 [◆世界のニュース]
中国に好意的な米国民わずか「15%」 1979年からの世論調査で過去最低
米調査会社ギャラップは、中国を好意的に受け止めている米国民は15%で、1979年からの同社世論調査で最低になったと発表。民主党や共和党の支持者、無党派層を問わず厳しい意見が多いとし、米国民の6割以上が中国の軍事力と経済力が「重大な脅威」だと感じているとした。
調査は今年2月1~23日、約1000人に実施。中国偵察気球が米上空を飛んだことが問題化し、ブリンケン国務長官が訪中を取りやめて米中の緊張が高まった時期と重なる。
【皇室ウイークリー】(785)天皇、皇后両陛下、各国要人と御所でご面会 震災12年、被災地の現状聞かれる [2)皇室・ニュース]
【皇室ウイークリー】(785)天皇、皇后両陛下、各国要人と御所でご面会 震災12年、被災地の現状聞かれる
天皇、皇后両陛下は3日、皇居・御所で、モンゴルのザンダンシャタル国家大会議議長夫妻と面会された。宮内庁によると、天皇陛下が平成19年に同国を公式訪問された思い出などが話題に上ったという。
両陛下は同日、皇居・宮殿「春秋の間」で、令和4年度の農林水産祭で天皇杯を受賞した農家ら7人と面会し、展示された生産品や加工品をご覧になった。