「イクメン」という言葉が定着して久しいこのごろ。国も、育休の提供を積極的に企業に呼び掛けている。しかし、「父親の時間」を拡大された男性たちは、はたして「親」として効果的に機能しているのだろうか。
父親だからできる子育てとは、どのようなものなのか。また、子育ての本質を理解しないイクメンたちは、子どもたちにどのような悪影響を与えてしまうのか──。『イクメンの罠』(新潮新書)を上梓した、MP人間科学研究所代表・榎本博明氏にお話を聞いた。(聞き手:あきばた、記者兼プロカメラマン)
夏を前に東京都の小池百合子知事はマスク着用のあり方について政府に統一見解を求めた。政府はようやく20日、屋外では、周りの人との距離が確保できなくても、会話をほとんどしない場合には着用の必要はないなどといった政府見解を発表した。
欧米各国はマスク着用を罰則付きで義務化したが、現在は相次いで撤廃している。対照的に日本は政府の「お願い」だけにもかかわらず、ほぼ全員がマスクを着用している。そのような判断の根拠が「リスク最適化」、すなわちマスクをするリスクとしないリスクの比較だ。
「夏のマスクは健康に悪いけれど、マスクをしないと白い目で見られる。どうしよう」そんな損得勘定で損害を一番少なくする判断を誰もが行なっている。
ジョー・バイデン米大統領は19日午後(日本時間20日未明)、日韓歴訪に向けて首都ワシントン近郊の米軍基地を出発した。ロシアによるウクライナ侵攻を受けて、国際秩序の根幹が大きく揺らぐなか、日韓両国との「安全保障同盟を強化し、経済協力関係を深化させる」(ジェイク・サリバン大統領補佐官)意向だ。岸田文雄首相は対面による初の日米首脳会談で、中国の軍事的覇権拡大に対峙(たいじ)する、日米同盟の強化をアピールする。ジャーナリストの長谷川幸洋氏は、バイデン政権の対日要求を「中国包囲の前線基地化」と分析し、政界屈指の「親中派」である林芳正外相の外交姿勢に強い警鐘を鳴らした。
財務省は20日、東急田園都市線の電車内で乗客を殴るなどしたとして暴行容疑で逮捕された総括審議官の小野平八郎容疑者(56)=写真=を事実上更迭し、大臣官房付とした。総括審議官は新川浩嗣官房長が兼務する。
逮捕容疑は20日未明、東急田園都市線の電車内で他の乗客を暴行したとしている。体がぶつかったことを注意されトラブルになったという。当時、酒に酔っていたといい「覚えていない」と否認している。乗客にけがは確認されていない。