(立花 志音:在韓ライター)
「ねえ、今度の大統領就任式に安倍総理は来ないの?」
高校に入学して最初の試験が終わって、完全脱力状態の息子がテレビを見ながら聞いてきた。
「今、安倍さんは総理じゃないんだけど」
少し驚いて筆者は答えたが、「やっぱり知らなかったか」と思いながら、ここ2年ほど息子と交わしてきた珍質問と迷回答を思い返してみた。
ネットフリックスをはじめとする動画配信サービスで、映画などの再生速度を1・5~2倍にする「倍速視聴」の経験者が急増している。若者の半数近くがある程度の頻度で利用しているという調査もある。脳科学の専門家は「倍速視聴で感動するのは難しい」とする一方、効率よく学習や情報収集をする手段に使えると指摘する。
ネットフリックスでは最大1・5倍、ユーチューブでは最大2倍の速度で再生できる。多くのHDDレコーダーにも倍速再生機能が付いている。
今年の1月17日から、ゆうちょ銀行・郵便局の貯金窓口で硬貨で支払いをする際には、硬貨枚数に応じて「硬貨取扱料金」が徴収されることになった。
ゆうちょ銀行のホームページには、「硬貨取扱料金の料金シミュレーション」があり、硬貨の種類と枚数を入力すると「硬貨取扱料金」がわかる仕組みだ。たとえば10円硬貨1000枚(1万円)と入力すると、「硬貨取扱料金 1100円」と出る。つまり10円硬貨で1万円分を持っていても8900円の価値しかないことになったのだ。悲惨なのが1円玉だ。1円玉を1000円分持っていても、郵貯窓口では手数料を1100円もとられる。これは、日本の硬貨の価値が0円どころかマイナス100円になったことを意味する。
(立花 志音:在韓ライター)
「ねえ、今度の大統領就任式に安倍総理は来ないの?」
高校に入学して最初の試験が終わって、完全脱力状態の息子がテレビを見ながら聞いてきた。
「今、安倍さんは総理じゃないんだけど」
少し驚いて筆者は答えたが、「やっぱり知らなかったか」と思いながら、ここ2年ほど息子と交わしてきた珍質問と迷回答を思い返してみた。
米バイデン大統領の初来日が正式発表された。今月23日に岸田文雄首相との首脳会談が行われる。世界的大問題となったウクライナ戦争が長期化する中、わが国はこの機会に、改めて「日米同盟」の価値と意義を再認識、再確認する必要がある。
「日米安保体制の解消と非武装中立を」――。1972年元旦、わが国の某全国紙は、こんな主張の「日本の平和を考える」と題する見開き2ページ全面の大特集記事を掲載、日本の安保政策の抜本的見直し論を展開した。当時は、ベトナム戦争末期で厭戦ムードも盛り上がりつつあったとはいえ、その大胆な提言は国内外で大論議の的となった。