日本時間の9月22日夜10時前、ビッグニュースが飛び込んで来た。台湾が、正式にTPP(環太平洋パートナーシップ協定)への加入を申請したというのだ。
先週9月16日夜、中国の王文濤(おう・ぶんとう)商務部長(日本の経産相に相当)が、「TPPの加入に向けた書面を、協定の取りまとめ役であるニュージーランドの担当大臣に提出した」と発表したばかりだ。昨年11月20日、APEC(アジア太平洋経済協力会議)のオンライン首脳会議の席で、習近平主席が「TPP加盟を積極的に検討する」と表明。それから10カ月を経て、ついに正式に加入を申請したのだ。