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【皇室ウイークリー】(619)両陛下、即位関連儀式ご終了 秋篠宮さま54歳、皇嗣のご決意 [2)皇室・ニュース]

【皇室ウイークリー】(619)両陛下、即位関連儀式ご終了 秋篠宮さま54歳、皇嗣のご決意

皇室ウイークリー 武蔵野陵ご参拝
武蔵野陵を参拝された天皇陛下=3日午前、東京都八王子市(川口良介撮影)
 天皇、皇后両陛下は3日、武(む)蔵(さし)陵(りょう)墓地(東京都八王子市)にある昭和天皇の武(む)蔵(さし)野(のの)陵(みささぎ)と大正天皇の多(た)摩(まの)陵(みささぎ)を訪れ、皇位継承に伴う一連の国事行為「即位の礼」と、一世一度の重要祭(さい)祀(し)「大(だい)嘗(じょう)祭(さい)」を終えたことを報告する「親(しん)謁(えつ)の儀」に臨まれた。
 両陛下はお一方ずつ、武蔵野陵と多摩陵の順にご参拝。それぞれの陵で、モーニング姿の天皇陛下は、石段を上り、陵前に進むと、玉串をささげて深々と拝礼された。ロングドレスの参拝服姿の皇后さまも同様の所作で続かれた。両陛下がお二方そろって武蔵陵墓地に足を運んだのは、平成26年7月、長女の敬(としの)宮(みや)愛子さまを伴って武蔵野陵と香(こう)淳(じゅん)皇后の武(む)蔵(さし)野(のの)東(ひがしの)陵(みささぎ)を参拝されて以来。
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インド航空路から“ジャパン・パッシング”を考える

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 2019年ももうすぐ終わろうとしているが、この2019年という年は日本とインドの航空業界にとって大きな動きがある年だったと言えるのではないだろうか。

(LewisTsePuiLung/gettyimages)

 従来日系航空会社によるインド便は、ANAはデリー便とムンバイ便、JALはデリー便のみであり、あの日本の9倍もある広大な国土に対して日本からの移動は非常に不便だと言われていた。実際、南インドの主要都市であるバンガロール、チェンナイに行くには、一旦デリーに行ってから遅延や欠航が多いインド国内線に乗り換えるか、シンガポールもしくはバンコクでの経由便が一般的であった。そうなると到着が深夜になるケースも多く、それが日本人出張者を悩ませていたのだ。

 しかし今年の夏から、JALが成田からバンガロールへの直行便を、ANAが成田からチェンナイへの直行便をそれぞれスタートし南インドへの移動の利便性が格段に上がった。また、加えて来年春から、従来成田発だったデリー便がANA、JALともに羽田発に変更することも発表されている。羽田発になれば東海地方などから新幹線で品川→羽田と移動し、ウェブチェックインを済ませているのであればそのまま搭乗することも可能であるので、スズキやヤマハなど東海地区に拠点がありインドに進出している日系企業にとっては朗報だと言える。

 

 

 

 


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イラク抗議デモでひびが入るイランとの関係

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 10月初めからイラクで始まった反政府デモは、同月中旬にいったん鎮静化の兆しを見せたが、アブドルマハディ首相の就任1年にあたる10月25日に再び激化、政府の暴力的な鎮圧などにより、これまでに300人を超える死者と1万5000人以上の負傷者を出す事態となっている。

(Trifonov_Evgeniy/curtoicurto/Oleksii Liskonih/iStock / Getty Images Plus)

 イラクの抗議デモの当初の主要な標的は、イラク政府の腐敗、電気、水といった公共サービスを提供できない政府の無能さであったが、同時に反イランの要素もあった。デモの発端の一つは国民的英雄であったサアディ将軍の左遷に対する抗議で、左遷の背景にイラン系の国民動員軍がいたということで、イランの干渉に対する憤りが高まった。

 ここにきて抗議はイラン批判の色彩を強めている。一つには、イランを支援するシーア派民兵組織がデモ隊に暴力を振るったのがイラン批判を強めたと指摘されている。またイラン政府やイランのクッズ部隊の司令官がイラク政府に抗議を厳しく弾圧するよう要請し、イラク人が強く反発したこともあった。さらにシーア派の最高指導者の一人アリ・シスタニ師がイランによるイラク介入に反対の意を表明した。穏健派として知られるアリ・シスタニ師がイランを批判したことは、イラク国民の間での反イラン感情が如何に根深いかを示している。

 

 

 

 


タグ:中近東
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異色のアニメ「幸福路のチー」が教える台湾民主化の変化と成長

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 アニメといえばアジアでは完全に日本の独壇場であり、普段は日本のアニメを消費する側だと思われてきた台湾から、日本に輸出される本格的アニメ作品が現れた。11月末から全国上映が始まった『幸福路のチー』である。

 いまちょうど台湾では、4年に一度の総統選挙の投票日である1月11日に向けて、選挙運動が盛り上がっている。日本以上に元気のある台湾の民主主義がどうして成り立ったのか知りたい人は、この映画を見ることをオススメしたい。本作は「幸福路」という台湾に実在する場所を舞台に、チーという少女の人生にスポットをあてながら、実は、1980年代までの戒厳令時代から、民主主義の定着、2014年のひまわり運動まで、台湾社会の変化と成長そのものを描き出すという仕掛けになっているからだ。

 宋欣穎(ソン・インシン)監督は、1974年生まれ、京都大学で映画理論を学んだだけあって日本語も達者だ。本作のために、40人のアニメーターを集め、スタジオも作ってしまった。会ってみて思ったが、創作に一切妥協を許さない頑固さと、多くの人々を粘り強くまとめる柔軟さの両方を併せ持った個性の持ち主である。本作刊行と同時に、京都での生活を題材にした短編小説集『いつもひとりだった、京都での日々』(早川書房)の日本語版も日本で同時に出版された。


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