天皇、皇后両陛下は10月29日、東京都府中市の東京競馬場を訪れ、「第168回天皇賞(秋)」を観戦された。宮内庁によると、天皇陛下が競馬場でレースを観戦されるのは平成26年の日本ダービー以来で、皇后さまは初めて。
両陛下は貴賓室のバルコニーから、コースに入場する馬たちを双眼鏡で熱心にご覧に。レース中は立ち上がって勝負の行方を見守られた。日本中央競馬会(JRA)によると、陛下はイクイノックスの日本レコードでの勝利に「すごいレースでしたね」とお述べに。皇后さまは「他の馬も頑張りましたね」とねぎらわれた。レース後には、騎乗したクリストフ・ルメール騎手ともご懇談。ルメール騎手は「両陛下がたいへん競馬にお詳しいのでびっくりした」と話していたという。