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李克強前首相急死の波紋…「新たな天安門」発展の可能性 〝裸の王様〟習主席が犯す「過ち」は台湾侵攻か [◆之が言いたい]

ケント・ギルバート「ニッポンの新常識」

李克強前首相急死の波紋…「新たな天安門」発展の可能性 〝裸の王様〟習主席が犯す「過ち」は台湾侵攻か

李氏(右)は習氏との「対立」も取りざたされていた(共同)
李氏(右)は習氏との「対立」も取りざたされていた(共同)

中国の李克強前首相の急死が波紋を広げている。12年に発足の習指導部で党序列2位となり、13年に温家宝氏の後任として首相職を10年間にわたり務めた。今年3月に退任したばかりだった。静養中の上海で亡くなったという。

68歳とまだ若いうえ、当初は胡錦濤前国家主席の後継者との声もあった大物だけに中国国内のショックは計り知れない。

李氏は経済通で、その政策は「リコノミクス」と呼ばれ、一時注目を集めた。ただ、習近平国家主席が権力集中を強めるなか、習氏と李氏の間には、意見の隔たりがあったとされる。経済運営などの権限を次々に奪われたようだ。

 

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