(英フィナンシャル・タイムズ紙 2022年11月3日付)
中間選挙での敗北は米国の政権をひっくり返すことがある。
1994年のニュート・ギングリッチ氏のニューモデル・リパブリカン、2006年のナンシー・ペロシ氏の民主の波、そして2010年のティーパーティー(茶会党)ブームを思い浮かべるといい。
それぞれビル・クリントン、ジョージ・W・ブッシュ、バラク・オバマ各大統領による国内問題への取り組みに終わりを告げた。
(英フィナンシャル・タイムズ紙 2022年11月3日付)
中間選挙での敗北は米国の政権をひっくり返すことがある。
1994年のニュート・ギングリッチ氏のニューモデル・リパブリカン、2006年のナンシー・ペロシ氏の民主の波、そして2010年のティーパーティー(茶会党)ブームを思い浮かべるといい。
それぞれビル・クリントン、ジョージ・W・ブッシュ、バラク・オバマ各大統領による国内問題への取り組みに終わりを告げた。
(歴史家:乃至政彦)
※この記事は、シンクロナスで連載中の「謙信と信長」の記事を一部抜粋して再編したものです。より詳しい内容は同連載をご覧ください。
元亀2年(1571)9月12日、織田信長は近江比叡山・延暦寺を焼き討ちした。
この焼き討ちはあくまでも、信長と(第一次)織田包囲網の私戦であった。
しかし信長と比叡山は、もとから私的な対立があったわけではない。はじめ比叡山は、将軍・足利義昭を打倒する陣営として織田軍に攻撃したのだ。言うなれば、「足利義昭包囲網」である。信長は義昭を支える大名としてこれに立ち向かった。
少子高齢化が急速に進む日本では、介護に関する問題は重要だ。介護費用は総額で12兆円に迫っている。要介護や要支援認定者数は、最新の統計では682万人。今後、2040年頃に高齢化はピークを迎えるので、介護が必要な人もどんどん増え続ける。
介護の社会的必要性は高まることはあっても減ることはない。介護制度の最大の問題は介護が必要な人たちをどう経済的に支えていくかだ。
中国の習近平総書記(国家主席)は、人民解放軍の人事で「台湾シフト」を敷いた。中国軍は8月、台湾を取り囲むように大規模軍事演習を強行し、沖縄県・波照間島周辺の日本のEEZ(排他的経済水域に)内に弾道ミサイル5発を撃ち込んできた。「台湾有事は日本有事。日米同盟の有事」といわれるなか、日本は同盟国・米国と連携して防衛力強化を進めるとともに、住宅密集地にある米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の危険を取り除かなくてはならない。八重山日報編集主幹の仲新城誠氏は集中連載「沖縄が危ない」で、名護市辺野古の移設工事現場前での抗議活動をめぐる論争に迫った。
ロシアがウクライナ侵攻で苦戦するなか、米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は2日、「ロシア軍幹部、核兵器使用を協議」というタイトルの記事を報じた。この協議については、ジャーナリストの加賀孝英氏が10月17日発行の夕刊フジに、人気連載「スクープ最前線」(1面掲載)でいち早く紹介していた。米紙の報道を受けて、加賀氏は「核使用の危険度が最大限に達しているようだ」と警鐘を鳴らした。
ニューヨーク・タイムズの記事は、複数の米政府高官の話として、ロシア軍幹部がウクライナで戦術核を使用する可能性のある時期や使用方法について協議したという内容だ。米政府が協議の情報を把握したのは10月中旬としている。