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山林を守る為の「狩猟ノススメ」!【CGS 葛城奈海 自然と日本人 第4回】 [◉日本流を考える]

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ラグビー日本代表が伝えた「誇り」と「感謝」の心 [◉日本流を考える]

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 9月20日に開幕したラグビーワールドカップの決勝トーナメントが始まった。これまでヨーロッパの伝統国を相手に歴史的勝利を2度経験した日本代表。世界ランクを6位まであげ、まぐれでも、奇跡でもない実力を世界に示し、悲願の準々決勝に駒を進め南アフリカと相まみえた。日本ラグビー史にとっては今大会3度目の歴史的な試合となったが、結果は南アフリカの分厚く強力なディフェンスの前に「3-26」という厳しい現実を突きつけられ、ベスト4進出の夢は阻まれた。

誇りとリスペクトと感謝の心の大切さを伝えた日本代表(写真・松本かおり)

 

 だが、ワールドカップ優勝2回を誇る南アフリカと前半拮抗し「3-5」で折り返したことは大いに評価されるべきで、試合後南アフリカのヨハン・エラスムスヘッドコーチは「ハーフタイムはとても緊張していた」と語り、「前半はプレッシャーを掛けられた。自分たちに自信を取り戻すことが大事。選手たちには落ち着いて自分たちの戦術を実行していこうと伝えた」。

 日本がアイルランドとスコットランドを破って勢いがついていることと日本の応援が力強いことも警戒していたようだ。日本が南アフリカと同じ土俵で戦い、真っ向から勝負を挑んで、戦術的にも精神的にも揺さぶっていたということの表れだろう。ホームアドバンテージがあったことは確かだ。東京スタジアムには終始「ニッポン」コールが沸き起こり選手たちの背中を押していた。ノーサイドの瞬間、敗戦の落胆よりもリスペクトの拍手と歓声が選手たちを包んだ。80分間桜のエンブレムを胸に身を挺し続けたものたちへの贈物と言えるだろう。

 

 

 

 


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【日本人の心 楠木正成を読み解く】第3章 維新回天の原動力(7) [◉日本流を考える]

【日本人の心 楠木正成を読み解く】第3章 維新回天の原動力(7)

【日本人の心 楠木正成を読み解く】第3章 維新回天の原動力 7 正成に殉じた西郷の生涯
日本初の陸軍大将の制服姿の西郷隆盛像。西郷の尊王意識を象徴している=鹿児島市城山町
 ■正成に殉じた西郷の生涯
 西郷南洲顕彰館(鹿児島市)の元館長、高●(たかやなぎ)毅氏は約10年前、西郷隆盛の漢詩『湊川感懐』の墨蹟(ぼくせき)を見つけ、ネットオークションで競り落とした。西郷の直筆で、積年の疑問に答えをくれる漢詩だと直感したので、競り値が65万円近くになってもポケットマネーをつぎ込んで、競売から下りなかった。
 『湊川感懐』は、西郷が楠木正成(くすのき・まさしげ)に自らを重ね、詠んだ漢詩だ。朝廷にはびこる俗臣たちを嘆く内容も含まれているので、西郷が明治の維新政府に失望して下野した後の明治7(1874)年ごろの作品である。
 〈王家萋棘古猶今 遺恨千秋湊水潯 願化青蛍生墓畔 追随香骨快吾心〉
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【日本人の心 楠木正成を読み解く】第3章 維新回天の原動力(6) [◉日本流を考える]

【日本人の心 楠木正成を読み解く】第3章 維新回天の原動力(6)

【日本人の心 楠木正成を読み解く】第3章 維新回天の原動力 ●(=■6)「周旋家」 湊川神社創建に尽力
伊藤博文が寄進した石灯籠(左)。台座に載せられ、他の灯籠より高い =神戸市中央区の湊川神社(恵守乾撮影)
 ■「周旋家」 湊川神社創建に尽力
 台座も合わせると、高さが3メートルほどもある。楠木正成(くすのき・まさしげ)を主祭神とする湊川神社(神戸市中央区)の境内の一角にあるのは、正成を崇敬した初代総理大臣・伊藤博文が明治時代に寄進した石灯籠だ。長州藩出身で初代兵庫県知事も務めた伊藤は、同神社の創建に最も尽力した「志士」である。
 「神社の創建に一番大きく関わった人物。伊藤博文がいなければ、神社は今のような形になっていなかったかもしれない」
 同神社の垣田宗彦宮司はそう語る。明治天皇が正成を祭る同神社の創建を命じたのは、明治への改元を控えた慶応4(1868)年4月21日。「創祀御沙汰(そうしごさた)」は最大限の賛辞とも呼べる表現で、理由を以下のように記す。
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【日本人の心 楠木正成を読み解く】第2章 時代の先駆者が伝えるもの(12 [◉日本流を考える]

【日本人の心 楠木正成を読み解く】第2章 時代の先駆者が伝えるもの(12

【日本人の心 楠木正成を読み解く】第2章 時代の先駆者が伝えるもの●(=■12)「非理法権天」が意味するもの
正成を祭る湊川神社にある「非理法権天」の旗=神戸市中央区(沢野貴信撮影)
 ■「非理法権天」が意味するもの
 楠木正成(くすのき・まさしげ)といえば、「七生報国(しちしょうほうこく)(7度生まれ変わっても国に尽くす)」や家紋である「菊水」といった言葉が思い浮かぶ。その一つに「非理(ひり)法権天(ほうけんてん)」がある。「非は理に勝たず、理は法に勝たず、法は権に勝たず、権は天に勝たず」として、天道(至上万能の神)に従って行動すべきだと説く言葉である。
 忠臣・正成を象徴する言葉として語り継がれているが、正成の活躍を描いた『太平記』や『梅松(ばいしょう)論』には、正成が「非理法権天」の旗印を押し立てて戦場を駆け巡ったという記述はない
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【日本人の心 楠木正成を読み解く】第2章 時代の先駆者が伝えるもの(11) [◉日本流を考える]

【日本人の心 楠木正成を読み解く】第2章 時代の先駆者が伝えるもの(11)

【日本人の心 楠木正成を読み解く】第2章 時代の先駆者が伝えるもの●(=■11)
楠木正成が通ったとされる矢伏観音。正成の強運を今に伝える=大阪府河内長野市(恵守乾撮影)
 ■もの言う良将「尊氏と和睦を」
 「忠臣」「義の人」と評される楠木正成(くすのきまさしげ)のもう一つの特徴は、無位無官の地方武士から後醍醐(ごだいご)天皇の信任を得るまでの立身を可能にした献策能力と肝の太さである。それは天皇との初対面、元弘元(1331)年8月に臨幸先の笠置寺(かさぎでら)(京都府笠置町)での発言に、すでに見られる。『太平記』によると、天皇の夢のお告げで召された正成は席上、鎌倉幕府打倒について問われ、こう答えた。
 「これ(幕府軍)欺(あざむ)くに安(やす)うして、懼(おそ)るるに足らざる処なり。合戦の習ひにて候へば、一旦(いったん)の勝負は、必ずしも御覧ぜらるべからず。正成未だ生きてありと聞こし召し候はば、聖運(せいうん)はつひに開かるべしと思(おぼ)し召し候(そうら)へ
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