佐世保港に入港した米攻撃型原潜「アレクサンドリア」(4月18日、米海軍のサイトより)

 国家を支えるのは時々の国民であり、それ以外の誰でもない。

 人も組織も国家の安全と生存が確保されてこそ、それぞれが目指す価値の追求ができる。繁栄も福利も文化も、国家の安全が保障されなければ何一つ実現できない。

 ウクライナの惨状はそれを如実に示している。

 しかし戦後の日本では、国家を権力としてのみとらえ、しかも国民(人民)に対する抑圧機関として敵視する共産主義の国家観が、言論界、教育界を支配してきた。

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