防衛相「第2宇宙作戦隊」新設 22年度中、山口・空自防府北基地に 日本の人工衛星への妨害行為を監視
安全保障上の「新たな領域」における、さらなる防衛力強化になりそうだ。中国やロシアが宇宙や電磁波の分野での能力向上を進めるなか、岸信夫防衛相は14日、「第2宇宙作戦隊」を2022年度中に、航空自衛隊防府北基地(山口県防府市)に新設する方針を表明した。
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「われわれの活動のフィールドが『宇宙』『サイバー』『電磁波』といった新領域に拡大するなか、宇宙空間の安定的な利用の確保が極めて重要だ」
岸氏は地元でもある山口の空自防府北基地と防府南基地を視察し、こう訓示した。ツイッターでも「陸海空の従来領域の組み合わせによる戦闘様相に適応することが死活的に重要となる」と投稿した。
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