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【デスクから】業務に精一杯の中で生まれた“華”…「山城」を訪ねる新企画に50代記者熱中

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2017.1.22 09:00

【デスクから】業務に精一杯の中で生まれた“華”…「山城」を訪ねる新企画に50代記者熱中

備中松山城の天守=岡山県高梁市

 広島総局から地方部のデスクに異動となって3カ月半が経過した。最初の1カ月余りは業務をこなすだけで精いっぱいで、余裕はまったくなかった。いろんな問題も発生したが、そんなトラブルのうちに面白い提案が岡山支局から出てきた。

 「山城を訪ねる企画はどうか」-。

 姫路城の修理が終わったのが、2年前。広島のデスク時代には隣県・島根の松江城が国宝指定される慶事があった。兵庫県朝来市の竹田城は「天空の城」としてテレビコマーシャルでもよく目にしたし…。楽しそうだと思い、中四国の総支局長に声を掛けてみると、50代が多いだけに山好き、城好きが多く、「協力するよ」と快諾してもらえた。

 その企画は、中四国地方共通の紙面で来週から始める予定にしており、1回目は岡山県高梁市の備中松山城。江戸期までに建造された天守閣をもつ最も高い山城で、竹田城と同様、晩秋から早春にかけての早朝、雲海に浮かぶ。岡山支局員が足で稼いだきれいな写真を目にしていると、建物の中に引きこもりっぱなしのデスク業務にも少し華が生まれた。(地方部 飯塚隆志)


タグ:山城
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