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「人食いバクテリア」今年の患者442人に 過去最多 「手術後や高齢者は特に注意必要」

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2016.11.24 11:58

「人食いバクテリア」今年の患者442人に 過去最多 「手術後や高齢者は特に注意必要」

「人食いバクテリア」と恐れられる劇症型溶血性レンサ球菌感染症を引き起こすことがあるA群溶血性レンサ球菌(国立感染症研究所提供)

 手足の壊死(えし)などの症状が急速に進行し、高い致死率から「人食いバクテリア」と恐れられる「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」の患者が13日までに442人に上ったことが24日、国立感染症研究所のまとめで分かった。これまで過去最多だった昨年の431人を超えて過去最多。厚生労働省は「免疫が落ちている手術後の患者や高齢者は特に注意が必要だ」としている。

 感染研によると患者は東京で60人ともっとも多く、次いで神奈川48人、兵庫26人、福岡25人、大坂24人、愛知22人、千葉20人-などとなっている。感染者の年齢や死者数は明らかになっていない。

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