大卒の就職内定率７１・２％ １０月、過去２番目の高水準 文科・厚労調査

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2016.11.18 23:00

大卒の就職内定率７１・２％　１０月、過去２番目の高水準　文科・厚労調査

りそなホールディングスの内定式に出席した大学生ら＝１０月１日午前、東京都港区虎ノ門

　来春卒業予定の大学生の10月1日時点の就職内定率は、前年同期比4・7ポイント増の71・2%だったことが18日、文部科学、厚生労働両省の調査で分かった。前年は大学4年の8月だった採用面接の解禁が今年は6月に前倒しされた影響もあり、2年ぶりに増加。調査が始まった平成8年以降では、9年の73・6%に次ぐ高水準となった。

　高校生の9月末時点の就職内定率は4・3ポイント増の60・4%と4年連続で上昇した。

　今春卒業した大学生の4月1日時点の就職率は、過去最高の97・3%だった。文科省の担当者は「人手不足から企業側の採用意欲は高い。最終的には今春同様、高い水準になることを期待している」と話した。

　就職希望者約45万4千人のうち、内定者は32万人余り。両省は大学やハローワークを通じて、まだ内定を得ていないと推計される約13万人の支援を続ける。

 

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