〝北極圏の海氷が消える〟従来予測より１０年早く…温室効果ガス削減も手遅れ 膨大な資源、日米露など各国で争奪戦に

島村英紀「警戒せよ！生死を分ける地震の基礎知識」

〝北極圏の海氷が消える〟従来予測より１０年早く…温室効果ガス削減も手遅れ　膨大な資源、日米露など各国で争奪戦に

2023/12/22 11:00島村英紀

ノルウェー・スバルバル諸島沖の北極海＝２０２２年７月（アナトリア通信提供・ゲッティ＝共同）

夏の北極圏から海氷が消えるようになるのが、従来の予測よりも約１０年早く実現する可能性が出てきた。早ければ２０３０年代にも９月中には、完全に消え去ると、科学者らは報告した。

海氷の減退は大半が人間由来の温暖化に起因する。もし世界が現時点で温室効果ガスを大幅に削減しても北極圏の海氷は予想より早く、夏の間消失する恐れがある。

北極海には南極大陸のような陸地はない。海が広がっているだけだ。

 

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タグ：北極資源争奪戦

ノルウェー・スバルバル諸島沖の北極海＝２０２２年７月（アナトリア通信提供・ゲッティ＝共同）

夏の北極圏から海氷が消えるようになるのが、従来の予測よりも約１０年早く実現する可能性が出てきた。早ければ２０３０年代にも９月中には、完全に消え去ると、科学者らは報告した。

海氷の減退は大半が人間由来の温暖化に起因する。もし世界が現時点で温室効果ガスを大幅に削減しても北極圏の海氷は予想より早く、夏の間消失する恐れがある。

北極海には南極大陸のような陸地はない。海が広がっているだけだ。

 

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