埼玉県川口市で一部のクルド人と住民の間に軋轢(あつれき)が生じている問題で新たな展開だ。埼玉県警が外国人のコミュニティーの実態把握や行政との連携などを含む対応パッケージをまとめたが、解決に進むのか。外国人問題に10年以上向き合ってきた同市の奥富精一市議(自民党)が現状と課題を語った。
「地域住民と善良な外国人を守る」と訴えてきた奥富氏は「県警の対応は市民の声に応えた結果で、歓迎する。市民と日本クルド文化協会、県警、行政がお互いに協力して事に当たることを最優先に謙虚に継続的に取り組んでいくことが大事だ」と話す。
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