ウクライナ軍内で相次ぎ発覚している汚職問題が、ロシアに対する反転攻勢作戦の先行きに影を落としている。徴兵を見逃す見返りとして、当局幹部が巨額の賄賂を得ていた事実が明るみに出ているためだ。
戦争が激化、長期化し、徴兵作業は厳しさを増すなか、一連の事態は国民の士気を下げるのは確実。ゼレンスキー政権は、違法行為の徹底的な摘発や、人事の入れ替えを進めているが、一連の問題は国内の厭戦気分を高めるだけでなく、国際社会によるウクライナへの支援の継続にも支障を及ぼしかねない。
徴兵逃れるためにウソの証明書発行
「俺は何も知らない。俺は何も買っていない。もう、十分説明しただろう。俺は関係ない。俺の親類がスペインで土地を買ったかどうかなど、聞いていない」
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