ジーン・マッケンジー、ソウル特派員
小学校教師のイ・ミンソさん(※編注参照)は6月5日の日記に、担任のクラスの教室に入る時に全身を襲う恐怖を記していた。「胸がとても苦しくなる。どこかへ落ちていくような気がする。自分がどこにいるかも分からなくなる」――。
7月3日の日記には、仕事の異常さに圧倒され、「手放してしまいたい」と書かれていた。
その2週間後、23歳のミンソさんは教室の戸棚の中で亡くなっているのを同僚に発見された。自ら命を絶っていた。
この悲劇は、韓国全土の小学校教師の怒りを買った。
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