韓国人はどうしても「不動産ドリーム」から逃れられないようだ。文在寅(ムン・ジェイン)政権の5年間で、住宅価格はおおまかなところ2倍になった。バブル崩壊とまでは言えないが、住宅価格はややしぼみ始め、金利が上昇して、建設業界、金融業界、借金して投資した人々は塗炭の苦しみを味わっている。
それなのに、「今こそ買い時」とばかり、借金をして不動産に投資する人が後を絶たない。
こうしたなか、静かに浮上している悪材料が「金融機関などによる海外不動産投資」の失敗だ。これが国内金融リスクと重なり、「複合金融危機」に発展する可能性もささやかれている。
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