鳥塚氏は、「レストラン・キハ」(写真)など数々の仕掛けでいすみ鉄道の名前を全国に知らしめた(写真:池口 英司、以下も)

苦境にあえぐローカル鉄道の存続が危ぶまれている。廃止を避けたい地元や住民の声があるなか、収支だけを見て判断するのは妥当なのか。公募により社長に選ばれたいすみ鉄道(千葉県)でムーミン列車やレストラン列車などを走らせて路線の知名度を一気に高め、現在は、新潟県のえちごトキめき鉄道の社長を務める鳥塚亮氏は、昨今のローカル線を巡る議論に異を唱える。「アイデアマン」として知られる鳥塚氏が語るローカル線の課題と復活のアイデアを、3回に分けて紹介する。

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