早稲田大学は多くの付属校で志願者数を減らした

(安田 理:安田教育研究所代表)

 2023年度の中学入試は首都圏で過去最高の受験者数を更新するなど、中学受験熱はますます高まっていますが、今年見られた現象の一つに、付属校人気が止まったことが挙げられます。特に目立つのが早稲田系、慶應系、明治系の付属校の不振でした。そのほか日大系も多くの付属校で受験者数を減らしました。なぜ「付属離れ」が起きたのか、探ってみたいと思います。

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