【日本の解き方】岸田政権で近づく雇用危機、経済対策の動きも遅すぎる 一刻も早く「真水」で30兆円程度の景気対策を [❸政 策]
【日本の解き方】岸田政権で近づく雇用危機、経済対策の動きも遅すぎる 一刻も早く「真水」で30兆円程度の景気対策を
岸田文雄政権発足から1年が過ぎたが、経済政策はどう評価できるだろうか。
筆者は、マクロ経済全体についてGDPギャップ(総需要と総供給の差)をみるようにしている。なぜこの数字に着目するかというと、GDPギャップが大きいほど、半年から9カ月後の失業率が上昇する可能性が高いからだ。
その理由を今の状況に即していえば、海外要因に基づくコストプッシュがあっても、国内最終需要があれば容易に価格転嫁ができるが、なければできない。その場合、当初はコストプッシュを企業がかぶるが、そのうちコストカットが行われ、最終的には雇用が失われるという流れだ。
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