海上自衛隊舞鶴地方隊が展示訓練、8年ぶり 若狭湾
海上自衛隊舞鶴地方隊(京都府舞鶴市)は16日、若狭湾で「展示訓練」を行った。平成26年まで原則3年に2回のペースで行われていたが、国際情勢などで緊張が高まるなか艦船や人員の都合で中止されており、今回が8年ぶりの実施となった。
海自と同地方隊の創設70周年を記念して企画された。護衛艦などの装備を公開し、自衛隊の活動への理解を深めてもらうのが目的。〝ミニ観艦式〟として人気があり、公募で選ばれた400人を含む招待客約860人が護衛艦に分乗して見学した。
イージス艦「あたご」やヘリコプター搭載型護衛艦「ひゅうが」、潜水艦、ミサイル艇など計14隻、哨戒ヘリなど3機が参加。隊列を組んでの航行や敵の赤外線ミサイルを攪乱(かくらん)するデコイ(おとり)の発射などを繰り広げた。
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