上賀茂神社で流しびな 園児ら願い託す
「桃の節句」の3日、上賀茂神社(京都市北区)で、紙で作ったひな人形を川に流す「流しびな」が行われ、近くの幼稚園児らが健やかな成長と幸せを願った。
参加したのは、上賀茂こども園と上賀茂幼稚園の年長の約65人。境内を流れる小川にひな人形を流した後、手を合わせて願いを込めていた。人形に使われた紙は環境に配慮し水に溶けるものを使っているという。
また、園児らは小学校入学を控えており、北署が交通教室も開催。署員から信号を守ることや横断歩道の渡り方などを教わった。
令和2年に府内で発生した小学生の歩行中、自転車を運転中の事故は62件。そのうち1年生が17件と約3割を占めた。土家凌史(りょうじ)君(6)は「小学生になっても事故にあわないようにと、ひな人形にお願いした」と話していた。(鈴木文也)
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