3年ぶり「都をどり」へ衣装合わせ 京都・祇園甲部
京都五花街の一つ、祇園甲部の春恒例の舞踊公演「都をどり」(4月1~24日)の衣装合わせが22日、八坂?楽部(京都市東山区)であり、芸舞妓らが本番と同じ艶やかな衣装をまとって写真撮影に臨んだ。新型コロナウイルスの影響で、公演は3年ぶりの開催となる。
タイトルは、コロナ収束の願いを込め「泰平祈(たいへいのいのり)令和花模様」全8景。令和になって初の都をどりになるため、仁和寺(右京区)や上賀茂神社(北区)など皇室ゆかりの名所の四季を描いて宮廷文化に思いをはせ、仁和寺の桜を背景にフィナーレを迎える。
3年目にして初舞台となる舞妓、まめ彩(あや)さん(18)は「やっと初舞台を迎えられるのがうれしおす。華やかな舞台を見に来てもらえたら」と話した。
1日3回公演で、1等席6千円、2等席4千円。問い合わせは祇園甲部歌舞会(075・541・3391)。
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