2月17日、ロシアとの間で緊張が高まるウクライナ東部地域を訪問し、新ロシア派勢力と対峙する国軍の軍人と懇談するゼレンスキー大統領(提供:Ukrainian Presidential Press Service/ロイター/アフロ)

(作家・ジャーナリスト:青沼 陽一郎)

 緊迫するウクライナ情勢。ロシアがウクライナ国境付近に展開していた軍の一部の撤収をはじめたと15日に発表したかと思えば、16日には米国のブリンケン国務長官がこれを否定して「むしろ国境付近に軍が集結している」とテレビのインタビューで公言。17日にはバイデン大統領がホワイトハウスで記者団から、ロシアのウクライナ侵攻の可能性について問われると、「非常に高い。私の感覚では今後数日中に起こると思う」と述べる一方で、米ロ両国は翌週の外相会談を調整している。

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