華やか「京おどり」衣装合わせ 4月2日から開催
京都五花街の一つ、宮川町の春恒例の舞踊公演「京おどり」(4月2~13日)の衣装合わせが17日、京都府立文化芸術会館(京都市上京区)で行われ、春を先取りする華やかな衣装に身を包んだ芸舞妓(げいまいこ)が、プログラム用の写真撮影に臨んだ。
公演には芸舞妓計47人が出演。演目は源氏物語を題材にした「千年の都 紫草紙(むらさきそうし)」全7景で、総踊り「宮川音頭」でフィナーレを迎える。例年は歌舞練場(東山区)で開催するが、建て替え工事のため、府立文化芸術会館で行う。
4回目の参加となる舞妓、とし七菜(なな)さん(20)は「コロナ禍で落ち込みがちな世の中だけど、踊りを見て明るい気持ちになってくれたら嬉しおす」と話した。1日2回公演。チケットは5500円で、3月上旬から販売する。問い合わせは宮川町歌舞会(075・561・1151)。
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